RODE Microphones アンビソニックマイク NTSF1 導入

ロード製のアンビソニックマイクNT-SF1を導入したのでレビューしていきたいと思います。

といいましても開封ほぼ初見レビューとなりますので、VR音響の領域はこれからじっくりと煮詰めていきたいと思います。

素子が素晴らしい!

さて、VRマイクは初めて購入しましたし初めて手にしました。

一体どんな音がするのか!?

すごく興味津々でした。

簡単な音通しのテストをしてみて感じたのは素子そのものの性能がかなり良いということ。

ちなみにレコーダーはZOOM F6を使用しております。

ZOOM ( ズーム ) / F6 +専用プロテクティブケースPCF6セット

ZOOM製のレコーダーはこれまでいくつも使ってきましたが、一貫してある時期から透明感、素直な音をテーマとしているように感じられ、特にワンポイント録音が好きな筆者にとっては非常に相性のいいADCと言えます。

NTSF1の素子自体も思っていたよりもかなり素直・・・で透明感のある音という印象でした。

RODEというと、オーストラリアのメーカーですが、イメージとしてはどうしてもビデオ用マイクを作っているという印象が強い方は筆者だけではないはずです。

そのため、かなりビデオ、映像に寄せた設計になっているかと思いきや、いい意味で期待を裏切られました。

NTSF1を選んだ理由

現時点でVRマイクの導入となりますとゼンハイザーから出ているAMBEO VR MICというものがあり、こちらとほぼ二択となってくるかと思います。

VR音響の世界はまだまだ全然無知なので選ぶ基準に明確な音響的な理由があったわけでもありません。

ただ、ネット上にはゼンハイザーのサンプル音源はそこそこ出回っているがNTSF1は比較するとそれほど多くなかったのと、メーカー公式のサンプル音源がラインナップ的にRODEの方が筆者の用途に合致する可能性が高いと感じたためでした。

あと非常にシンプルな理由ですが、NTSF1の方が発売が新しい。

これも結構重要な点で、当然RODEのエンジニアや開発の方々もAMBEO VR MICを意識していないわけはなく、相当意識して企画されていることと思います。

AMBEO VR MICはもちろんVRマイクでは早い段階で開発された機種であり、先頭を走るという圧倒的な要素を持ち合わせてはいますが、意識しながら改善点を加えたマイクになっているのではないか?

という期待も込めて発売が新しいものにフォーカスしました。

デザインは結構好き

プラスチック製のケースに包んでセットすることも可能で、特に屋外での収録の際は素子へのなんらかのダメージ防止のために必須のアイテムとなりますが、これが結構かっこいい・・・と感じました。(こちらのパーツは本体にセットでついてきます。)

セット内容に関してはこちらの開封動画を参考にしてみてください。

安全面でいうと、AMBEO VR MICの場合はしっかりとしたガードになっているのでよりハードな局面で使用できるかもしれませんが、この球体のガードもなかなかのもの。

といいますのも、仮に長時間屋外で撮影する際にシリカゲルなどの乾燥剤もうまくここに入れられないか?と考えているわけです。

写真のものは近くにあったシリカゲルでサイズが合っていないのですが、もう少し小ぶりのもの、また、乾燥素材のみをうまくこの球体の下にセットできないだろうか?

と考えてみています。

もちろんこんな感じで素子を塞ぐようにして設置してはいけません。

大粒のものを下に敷き詰める程度の感じでしょうか。

F6との相性は抜群

合計4チャンネルでセットするVRマイクですが、F6のサイズ感が本当に絶妙です。

確かにF4だと横一列にXLRが並ぶので見栄えもいいですし持ち運びもできますが、F6のように保険で2チャンネル空いてる・・・というのはかなりでかい。

この差は大きすぎます。

また、F8だとちょっとヘビーな感じに。

F6は本当にいろいろ考えられた最高のレコーダーだと再認識しました。

フィールドレコーダー ZOOM F6 ビデオグラファー必須の一台(サイト内記事)

VRマイク+無指向性マイクのペアや、音声用のモノラルも二人分セットできます。

わずか2チャンネルの空きがいろんな設定をイメージさせてくれますよね。

簡単な音質チェック

こちらは随時更新予定です。

まとめ(音の特徴など)

全体的にビデオ用マイクを作っているロードのイメージが払拭された感覚でした。

非常に透明感のある音。

しかししっかりとロードの音という感じでした。

さらにオフマイク気味での音収録に関してその集音レンジは非常に柔らかい印象を受けました。

もしかするとあまりパンチ力が感じられずに寂しい感じがすると感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ここは趣味趣向の問題ですのでなんとも言えないですが、筆者はこの透明感かなり気に入りました。

ZOOM F6との音の相性も非常に良いように感じます。

今後VRマイクのセッティングや歴史、さらに情報や知識などもサイトやVlogを通してシェアしていきたいと思います。

この記事を書いた人

こうたろう

元ピアニストでフォトグラファー&サウンドデザイナー
ミュージシャンだった父の音楽スタジオと、モデルだった母の仕事場であるフォトスタジオの現像ルームが子供時代の遊び場という恵まれた環境で育つ。
音楽大学を卒業後ピアニストとして活動を開始。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてヨーテポリを拠点に活動するシンガーアーティストLindha Kallerdahlとセッションを重ね声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後単身ドイツ・ケルンへ渡独。
ドイツから帰国後ピアノソロ作品アルバムと共に同時リリース。
金田式電流伝送DC録音の第一人者である五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、活動を開始。
独立後、音楽プロデューサーとして音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックを中心としたアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
現在は元ピアニストの経験を生かしたミュージシャンのライブフォトを得意としながら、肖像写真、動物写真、自然写真を中心にミュージックビデオの制作などオーディオ技術も得意とするフォトグラファーとして活動中。