【ジャズピアノを聴くならこの人たち】 おすすめのジャズピアニスト 5人

元ジャズピアニストが語る、現代版おすすめのジャズピアニストを紹介します。

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今回は定番のジャズピアニストではなくて、元ジャズピアニストの筆者ならではの視点でちょっとマニアックなピアニストを推薦してみたいと思います。

知ってたらちょっと通ぶれるかもしれません!

【おすすめ1人目】 Ethan Iverson (イーサン・アイバーソン)

写真はウィキペディアより引用

1973年2月11日ウィスコンシン州メノモニー生まれ。

ベーシストのリード・アンダーソンとロック系ドラマーのデイブ・キングと前衛ジャズ・トリオ「The Bad Plus(ザ・バッド・プラス)」を組んでいます。

アメリカのジャズ界ではかなり人気のピアニスト。

繊細で美しいタッチから、激しく野蛮なアプローチまで表現の幅が非常に広いのが特徴です。

また、技術面でも、指が早く動くタイプではないですが、音の細かいコントロールなどの技術が非常に高く、多彩な音色を楽しむことができます。

ロック系ドラマーとのバンドですので、ジャズのカバーではなくて、90年代のアメリカポップのカバーなどもしています。

Tears For Fearsのカバーはとくに有名。

The Bad Plusの2017年のライブ映像がありました。

もちろんジャズピアニストですから、The Bad Plus以外でも伝統的なスタイルのジャズもしっかり演奏しています。

むしろ伝統的ジャズのスタイルで彼の真価が発揮されるといっても過言ではありません。

スイングを一音一音丁寧に分析し、取り扱いしています。

非常に優秀で個性的なジャズピアニストです。

おすすめのアルバムはたくさんありますが、このジャズスタイルはかなりおすすめ。

      
  1. ビリーハート(ドラム)
  2.   
  3. イーサンアイバーソン(ピアノ)
  4.   
  5. マークターナー(サックス)
  6.   
  7. ベンストリート(ベース)

のカルテットは至極の芸術です。

ジャズピアノと言えば王道のスタイル~ピアノトリオはこちら
↓↓↓

【おすすめ2人目】 Esbjörn Svensson (エスビョルン・スヴェンソン)

1993年に結成したEsbjörn Svensson Trioが最も有名。

ほぼこのトリオでしか活動していないため略してESTと言われ、コアなファンに親しまれています。

ポイントエスビョルン・スヴェンソンは1995年と1996年に「スウェーデン・ジャズミュージシャン・オブ・ザ・イヤー(Swedish Jazzmusician of the Year)」、1998年には「スウェーデン・ソングライター・オブ・ザ・イヤー(Swedish Songwriter of the Year)」を受賞。
1997年の『Winter in Venice』はスウェーデンでのグラミー賞を受賞しています。

本当に素晴らしいピアニストでしたが、残念なことに2008年6月14日、休暇中にストックホルム郊外のストックホルム群島でスキューバダイビング中の事故により44歳でこの世を去りました。

北欧ジャズらしい、メロディっくな作品もたくさんあります。

日本での知名度はあまり高くなく、日本ツアーの際は、コンサートホールの客席に5人だけということもあったそうです。

彼の美しい音楽美は今でもしっかりとファンの心に刻まれています。

特にオススメのアルバムがこちら
↓↓↓

【おすすめ3人目】 Joachim Kühn (ヨアヒム・キューン)

1944年3月15日ドイツ ライプツィヒ生まれ。

ヨーロッパジャズの歴史を創ってきたジャズピアニストの一人。

ドイツ人らしい図太いコテコテのアプローチが魅力的。

まるでジャズ版ブラームス?!のような感じです。

お兄さんのロルフ・キューンはジャズクラリネット奏者として有名です。

兄弟そろってヨーロッパジャズバリバリですね。

ヨアヒムキューンは良くも悪くも、ずっと同じプレイスタイルを貫き通している点。

どこを切り取っても彼のフレーズ、彼の音、彼のアプローチになります。

それだけ個性が強いピアニストでもあります。

ジャズ版ブラームスとも言えるコテコテのドイツジャズを楽しみたい方にオススメ!

【おすすめ4人目】 Oskar Aichinger (オスカー・アイシェンガー)

1956年5月13日 オーストリア フェクラブルック生まれのジャズピアニスト。

非常に幻想的なプレイスタイルが特徴的で前衛ジャズピアニストと呼ばれることもあります。

絵になるような音楽を創り出します。

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このYoutube動画のメンバーであるケルンのベーシストのAchim Tangは筆者の二枚目のアルバムで共演しています。

非常に透明感のある音色も魅力的。

このアルバムは筆者が最初に出会った彼の作品ですが、非常に美しい作品です。

【おすすめ5人目】 菊地 雅章 (きくち・まさぶみ)

1939年10月19日 – 2015年7月6日

日本人離れした圧倒的なセンスとリズム感。

百聞は一見に如かず。

和製ジャズの完成形です。

まとめ

筆者の独断と偏見でおすすめのジャスピアニストちょっぴりマニアック編5人をお届けしました。

定番&王道はしっかり聴き込んだジャズリスナーさんは是非この5人のアルバムも聴いてみてください。

みなさんの参考になれば幸いです。

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服部 洸太郎
音大を卒業後ピアニストとして活動。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてシンガーアーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツへ渡りケルンにてAchim Tangと共に作品制作。
帰国後、金田式電流伝送DC録音の名手:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、録音エンジニアとしての活動開始。
独立後、音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックなどのアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、介護で使えるプログラムをM5Stackを使って自作。
株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにてアルゼンチンタンゴをはじめとした民族音楽に関する文化の研究、ピアノ音響、さらに432hz周波数を使った癒しのサウンドを研究中。
2022年9月より豊かな暮らしをテーマとしたウェブサイト『レンタルdeクラセル』も発信中〜