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前回Pythonの環境構築の記事を紹介しました。
【Python】環境構築 Windows 10 (エラー対処法も) (サイト内記事)
ただし、Pythonのコードフォームに慣れるため、また学習の初期段階での細かいコードのチェックにはAtomが非常に使いやすいと思ったのでシェアしたいと思います。
プログラミングには便利なシンタックス ハイライト機能も標準で備えています。
テキストエディタなどの文字表示に関する機能の一つ。
文中の特定の記号やキーワードなどを他とは異なる色で表示すること。
色を変える以外にも、異なるフォント、太字や斜体、下線などの装飾を施す場合もあります。
Atomのインストール

まずはAtomのインストールを行います。
拡張機能をインストール
日本語化
- ツールバー「file」をクリック
- メニュー一覧から「Settings」をクリック。
- 「Settings」のタブが表示される。
- 「Setting」タブの左側から「Install」をクリック。
- 「Install Packages」の検索で“Japanese-menu”と入力。
- 表示されたら「install」をクリック。
ソフトを再起動。
Atom-Runnerのインストール
これは実行結果表示の簡略化のために必須の拡張機能と言えますので必ず入れておきましょう。
「環境設定」→「インストール」からAtom-Runnerを検索してインストール。
インストールすると、そのままAtom上でwin10の場合「Alt + Rキー」で実行結果を表示させることができます。

こんな感じで実行結果が表示されます。

CTRL + SHIFT + Bを押しても下部分に実行結果が表示されます。(Atomの標準機能)
autocomplete-python
コーディングの補完機能。
入れておくと便利です。
覚えておきたいAtomのショートカット
CTRL + SHIFT + B
実行結果を素早く表示してくれますので、学習初期の段階では特によく使うショートカットです。
CTRL + SHIFT + D
行のコピー(複製)をしてくれるショートカット。
プログラミングをしていたら、同じ記述を繰り返し記述することが多いかと思います。
いちいち最初から打っていたら面倒ですから、素早く複製して効率をアップしていきましょう。
CTRL + ↑
行をそのまま上や下に移動させることができます。
ワードプレスにもいつからかこの機能が標準装備されてかなり便利になりました。
これも選択してコピペというのはかなり面倒ですから、神ショートカットと言えます。
インデントがある場合は、適用されてしまいますので、注意してください。
CTRL + D
連続する文字列を選択。
これも地味に神ショートカット。
マウスで文字を選択すると結構イライラするものですが、このショートカットを使えば、今いるカーソル付近の単語をそのまま選択してくれます。

こんな感じでリストを変更したい場合などに超便利。
考えられるエラーの対処法
Atomで実行結果が文字化けする・・・
AtomでAlt + Rキーで実行結果を表示しても、日本語が入っていたりすると実行結果が文字化けすることがあるかもしれません。
そんな時は、「ファイル」→「起動スクリプト」を選択。

process.env.PYTHONIOENCODING = "utf-8";
を実行すれば、無事日本語も文字化けせずに表示することが可能になります。
困っている方は試してみてください。
シンタックス ハイライトが機能しない
前回の記事でもシェアしましたが、基本的には作成された.pyファイルを読み込んで実行するため、.pyファイルを作成していないとコードとして機能しません。
【メモ】Visual Studio Codeで右クリックがでない
.pyファイルを作成していない状態ですと、シンタックス ハイライトも機能しませんし、当然実行もできませんので注意です。