プログラミング学習が義務教育でも取り入れられるようになり、ほぼすべての人が避けては通れない時代に突入してしまいました。
基本的にはローコードやノーコードテクノロジーが発達し、個人で隅々まで覚える必要はないとも言えますが、やはり自在に操れればまさに100人力とも言えます。
プログラミングがあなたのやりたい何かに合致した場合、是非100日でサクッと覚えてしまいましょう。
100日でざっくりと基礎を身に着けられるように構成しています。

7日目- ループ(繰り返しの処理を理解する)

for文

このような図式になります。
for文で定義する変数をカウンタ変数と言います。
カウンタ変数は英語の[index]から[i]が使われることが多いので覚えておきましょう。
【超簡単】(Python)基礎知識 – [定数, 変数, 関数]を理解する
繰り返したい処理を記述する前はインデントを入れましょう。
Pythonのインデントは半角スペース4つ分と決められています。
for i in range(10):
print(i)

実行結果はこのようになりました。
10回繰り返されているのがわかります。
break文
break文は特定の条件下でループを終了させる際に使います。
先述の例の中で10回の中で5回目にループを終了させてみましょう。
for i in range(10):
if i == 5:
break
print(i)
このような記述になります。
これで実行すると5回目の時にループが終了していることがわかります。

continue文
continue文はループ処理の中で指定した行の処理をスキップして次のループ処理に移ることができます。
先述の
for i in range(10):
の6だけスキップして実行してみましょう。
for i in range(10):
if i == 6:
continue
print(i)

6行目の処理だけスキップして次のループ処理に移ることができました。
for文+else
for文が終了した後に一度だけ実行したい処理をelseで記述することができます。
例えば、for文が終わったら「繰り返しが終わりました。」と表示させてみましょう。
for i in range(10):
print(i)
else:
print('繰り返しが終わりました。')

for文でリストを表示
num = [2, 4, 6, 8, 10]
for i in num:
print(i)
このようにリストを最初に作り、リスト内をfor文でループさせることもできます。
もちろんelseも使えます。
num = [2, 4, 6, 8, 10]
for i in num:
print(i)
else:
print('リストの表示を完了しました。')
while文
while文では条件式がTrueの間処理を繰り返します。
n = 0
while n < 5:
print(n)
n += 1

5はfalseなので実行されませんでした。
n = 0
while n <= 5:
print(n)
n += 1
もちろんこうするとちゃんと実行結果は5まで表示されますね。
for文同様に、elseで締めることができます。
n = 0
while n <= 5:
print(n)
n += 1
else:
print('今日はこの辺りで終わりにしておきましょう。')
まとめ&豆知識
ループ処理中に何をするか?をイメージしながら本日は終了しましょう。
例えばリスト内の数字を順番に足していくことも可能です。
num = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12]
sum = 0
for i in num:
sum += i
print(sum)
