プログラミング学習が義務教育でも取り入れられるようになり、ほぼすべての人が避けては通れない時代に突入してしまいました。
基本的にはローコードやノーコードテクノロジーが発達し、個人で隅々まで覚える必要はないとも言えますが、やはり自在に操れればまさに100人力とも言えます。
プログラミングがあなたのやりたい何かに合致した場合、是非100日でサクッと覚えてしまいましょう。
100日でざっくりと基礎を身に着けられるように構成しています。
【Python】環境構築 Windows 10 (エラー対処法も)
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range関数
range(stop)
range型を使って戻り値を返します。
プログラムの中で使う際はリストやタプルに変換して表示させることができます。
簡単なテストとして、0~15までの整数をリストで表示させてみましょう。
test_kotaro = list(range(16))
print(test_kotaro)

このようにリストで返ってきました。
range(x) で、 0 <= 整数< x の範囲にて、1刻みの整数を表します。
注意
range(x)では、(x)は含まれないことを注意しましょう。
15まで表示の際は、プログラムでは16となります。
range(start, stop, step)
このように指示することで、範囲を指定することができます。
試しに書いてみましょう。
test_kotaro = list(range(2, 60, 4))
print(test_kotaro)
この指示だと、2からスタートして、60までに、4ずつ。
となります。
[2, 6, 10, 14, 18, 22, 26, 30, 34, 38, 42, 46, 50, 54, 58]
結果はこのようになります。
stepの指示がない場合
stepの指示がない場合は原則通りの1刻みで表示されます。
test_kotaro = list(range(2, 60))
print(test_kotaro)
ステップを指示しないとこのようになります。
[2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 22, 23, 24, 25, 26, 27, 28, 29, 30, 31, 32, 33, 34, 35, 36, 37, 38, 39, 40, 41, 42, 43, 44, 45, 46, 47, 48, 49, 50, 51, 52, 53, 54, 55, 56, 57, 58, 59]
range(x)では(x)が含まれないことに注意です!
指定範囲の数値の合計
all = 0
for num in range(1, 21):
print(num)
all += num
print(all)
for文を使って順番に数値を足していきましょう。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
210
結果はこのようになります。
all = 0
for num in range(1, 21):
all += num
print(all)
経過が不要の場合はこうすれば結果だけ出ますよね。
all = 0
for num in range(1, 1001, 2):
all += num
print(all)
さらに、ステップで指示を出して。。。
all = 0
for num in range(1, 1001, 2):
all += num
print(all)
これで奇数だけ順番に足していくコードになりました。
実行結果は
250000
これくらいなら数学好きな方なら暗算でやられてしまいそうですのでこうしておきましょう。。。
all = 0
for num in range(1, 112932, 2):
all += num
print(all)
3188409156
for文でrange分繰り返す
for文で指定回数繰り返すコードを書いてみましょう。
for _ in range(5):
print('kotaro_marks')
実行結果はこのようになりました。
kotaro_marks
kotaro_marks
kotaro_marks
kotaro_marks
kotaro_marks
これでrangeの概要は掴めたかと思います。