※この記事は2020年5月5日に更新されました。

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本日は機材セットのモデルシリーズということで、ピアニスト編をお届けしたいと思います。

→【音響機器・映像機器】お値段高すぎない?と感じた時の思考法

筆者自身が20代の頃はピアノの演奏活動に明け暮れた日々を過ごしていたこともあり、ピアノの録音や、収録はサンプルも多く、たくさんの機材を吟味してきました。

→筆者のプロフィール「こうたろうって誰?」

その経験からピアニストに最適な映像制作や、カメラ、マイクの選択をいくつかサンプルと一緒にピックアップしていきたいと思います。

【共通のマストアイテム】

本日はピアニスト編ですが、マイスタジオ・マイ放送局を創るためには共通で用意しなければならないアイテムもあります。

共通のマストアイテム
・PC関連の機材
・照明
・三脚やマイクスタンドなどの機材関連のスタンド
・Blackmagic Design ATEM mini(リアルタイムオンラインレッスン用)

この4点は共通で必要です。

音楽家のリモートワーク:右脳で考えるPCの選び方

照明に関しては、本ッっっっっっっっっ当に大切。

これだけで絵のすべてが決まるといっても過言ではないほど大切です。

この照明が、カメラの設定や、ノイズ、また視聴者さんからの印象などすべて決まります!

必ず用意しましょう。

こちらは電球がセットなのでとりあえずこれ買っとけばOKです!

背景などがセットになったものもありますが、背景は別で用意したほうが無難ですしマストアイテムではありません。

→ライティングを学ぶ(準備中)

スマホやアクションカメラで撮影する!っていうかたはこちらのリングライトがオススメです。

お値段がお求め安いのもあって、三脚部分が少し不安ですが、調光(光の色を変更)もできるため、電球を交換する必要がなく便利です。

そこまで色にこだわらなければ動画編集ソフトのカラーグレーディングである程度調節できるにゃ!

カメラの三脚はフォトグラファーにとっては非常に重要ですが、スタジオでの収録の場合はそこそこの三脚でOKです!

フォトグラファー用の三脚はどんなに過酷な環境でも決してブレない弁慶のたたずまいを提供しなければいけないため高額になってきます。

いろんな選択肢がありますが、筆者が実際に使ってみて価格と性能のバランスが非常に良かったのを紹介します。

これめっちゃ使いやすいです。

そしてそこそこしっかりとしています。

筆者はこれを4台購入しました。

これでいいのですが・・・ちょっと待って。

ピアニストさんはこちらがオススメ!

次の項で紹介しますが、このスタンドだと俯瞰撮影が可能になります。

やっぱりピアノのレッスンなんかは俯瞰映像でお届けしたいにゃ!

マイクスタンドは使用するマイクによって変わってきますので、別記事で詳しく見ていきましょう。

→【マイクスタンド】おすすめ 種類と選び方

リアルタイムオンラインレッスンやライブ配信に必ず必要なコレ!

→Blackmagic Design ATEM Mini

2020年4月現在、在庫切れ続出で次ロットの制作分を待つしかありません。

ブラックマジックの製品は基本的にいつも品薄。

それだけ映像業界にとっては衝撃的な製品が次々と生み出されています。

ATEM Miniもかなりすごいです。

Youtuberドリキンさんが紹介していたのでリンクしておきます。

これはオンラインレッスンやライブ配信では絶対必要なので絵、迷う前に買いましょう。

→Blackmagic Design ATEM miniを使うと、WEBカメラとしてデバイス自体が認識してくれるので非常に簡単に高性能カメラを接続することが可能です。

もちろん音声はそれぞれ任意のオーディオインターフェイスを使用できますので、スイッチングからオーディオまで自由自在になります。

【オススメのカメラ】ピアニスト編

さて、ピアニストはカメラが非常に難しいです・・・

様々な角度がありアングルがあり、視聴者も見たい場所がそれぞれ違っているためどこに軸を持ってくるのか?非常に悩ましいですよね。

基本的に3アングルほどで構成していけばいいかと思います。

まずは、やはりピアニストの真骨頂ともいうべき俯瞰撮影。

やはりレッスン系の動画やリアルタイムオンラインレッスンなどにも俯瞰映像があればより一層視聴者に伝わりやすいですし、なんとなく演奏している気分も味わえるので映像コンテンツとしてはかなりいい感じです。

俯瞰用の三脚でのセッティングがやはりベストですが、上記の映像サンプルは実はあり合わせのマイクスタンドで工夫して撮っています。

→低予算で簡単にピアノの俯瞰映像を撮影する方法

メインカメラは一眼レフにして、サブカメラはPanasonic LX100シリーズもいいかもしれません。

メインカメラの映像をメインにし、俯瞰映像をワイプのように編集していくこともできます。

ではメインカメラの構図はどんなものがあるでしょうか?

カメラ
・fujifilme X-T2

レンズ
・FUJIFILMXF80mm F2.8 R LM OIS WR Macro

カメラ
・fujifilme X-T2

レンズ
・XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

例えば、中望遠のレンズである程度の圧縮効果を狙った構図も一つです。

こちらのように斜めから撮影するのもいいかもしれません。

カメラ
・fujifilme X-T2

レンズ
・XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

オフラインレッスンで先生がお手本演奏しているときの生徒さんの目線だにゃ!

ピアノ撮影にはこれ!

富士フィルムミラーレス一眼系~

もちろんソニーやその他の選択肢もあります。

ただ初心者でも使いやすく、こだわった設定などをすることなく美しく撮影できます。

カメラ内部でもフィルムシュミレーション機能がついていたり、なんといっても、XF18-55mmF2.8-4 R LM OISレンズが最強で、同じ機材を3アングル分揃えて問題ないです。

→FUJIFILM 【XF18-55mmF2.8-4 R OIS + X-T2】 サンプル動画 レビュー

筆者のサンプルはX-T2のものですが、現行だとX-T4になります。(ただしかなり高性能)

PCへの投資を抑えたい方や、初級~中級者であれば、機能的にはX-T3でもOK!

もちろん予算が許せばX-T4を購入してください。

このキットですとXF18-55mmF2.8-4 R LM OISが付いてくるのでこのキットとSDカードがあれば大丈夫です。

ポイント!
・X-T3もX-T4もローパスフィルターレス機。 基本的に野外などでロケしたりしない場合はローパスフィルターレス機を選びましょう!
画質もくっきりはっきり、より高画質に撮影できます!
ポイント2!
・X-T3もX-T4もSDカードが二枚挿せるダブルスロットが採用されています。
→これ超重要です・・・トラブルの多いSDカード、データのバックアップとして、プロの場合はダブルスロットじゃなければ怖くて現場にいけません。 筆者も仕事でダブルスロットに救われたことがあります。

ローパスフィルターレス機&ダブルスロット&そのままでも超高画質なX-T3 or X-T4はおススメです。

マニアック情報~!
・X-T4になると、4K60p 4:2:0 10bit F-Logで収録できてしまいます。。。
これはもう映画撮影が可能。
2020年現在では最高画質になります。
→ただし、4K60Pの動画編集は並大抵のPCでは無理なので、PCに予算をかけられる方は検討するのもあり!
これ行くのはかなり本気モードです。

ただし、この60Pというのは演奏家にとっては非常に重要なポイントになってきます。

4K撮影が前提となるでしょうから、SDカードは最低でも1秒当たり90MB~以上の物を選びましょう。

これでOK!

SDカードは当たり外れがありますし、撮影データの管理上大容量のものをボーンと買うよりも64G程度のものを10枚など、分散して購入するのがオススメです。

その方がダブルスロットの恩恵を受けやすく安全です。

SDカードやバッテリーには必ず番号を振り分けてデータ管理していきましょう。

→収録機材の備品管理法!(準備中)

【オススメのマイク】ピアニスト編

いよいよ肝心の音の部分に入ってきました。

音の好みによってもちろん様々あるでしょうが、ピアニストの場合は・・・

Neumann KM184 ステレオペアがおすすめ!

→Neumann KM184 ワタナベ楽器さんでのお値段

当サイトではピアノのマイク別音源テストが豊富に揃っていますので、是非好みのマイクを見つけてみてください。

→NEUMANN KM 184 音質チェック

KM184はノイマンマイクらしくない素直な印象が特徴的。

素直な印象ですが、しっかりとドイツの重厚感を残しているのが特徴です。

ピアノの無指向性収録は非常に難易度が高いため、指向性マイクでしっかりとマイキングしていくことをおすすめします。

オンマイクからオフマイクまでほとんどのセッティングであまり迷うことはないでしょう。

無指向性で透明感のある音質が好み且つ音の頂点を極めたいならDPA4006。

→DPA 4006 音質チェック

→DPA4006 パワーレック鍵盤堂さんでのお値段

4006はステレオペアで約50万円前後と少し値は張りますが、さすがは王者DPA・・・価格に見合った音質を必ず返してくれます。

ただし、実は・・・DPA2006で充分・・・だったりします。

実際に4006と2006の音質の違いを聞き分けるためには業者並みのモニター環境が必要になるため、一般的ではないでしょう。

筆者もDPA2006はかなり好みです。

→DPA2006 ステレオペア パワーレック鍵盤堂さんでのお値段

4006の半値近くの価格でありながら4006に近いサウンドを出してくれますのでおすすめです。

さらにピアノの録音はやっぱり超オンマイクだよ!!!

という方は、最近はこんなのがあります!


面白いピアノ専用マイク


もっと面白いピアノ専用マイクがこれ!

EARTHWORKS(アースワークス)からPM40というピアノ専用マイクが発売されています。

→PM40公式サイト

→EARTHWORKS QTC30 音質チェック

音の趣向が好きな人には簡単セッティングができるので、自宅スタジオでの常設はもちろん、ライブやコンサート会場にも持参することができます。

ただし、結構高額・・・

実は数千円で自作する方法があるんです・・・それはまたの機会に・・・

みなさんの参考になれば幸いです。