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本日も張り切らずにゆるりと参りましょう〜!
これからプロを目指す方も、アマチュア道を突き詰めていきたい方も、副業で頑張りたいセミプロを目指す方もカメラとオーディオはどうしても初期費用が結構かかります。
沼にはまると辛いです。。。
しかし安心してください。
石の上にも3年。
カメラかオーディオを3年も続けると、だんだん金銭感覚が麻痺してきておかしくなってきて、そんなに高く感じなくなってきます。
そうなったらもう最後。。。
今日紹介する小物類は消費税感覚で購入することになるでしょう。
というのは、半分冗談で、設備投資にそれだけ時間と労力をかけたのですから、しっかりとお仕事で回収しましょう!
揃えたい小物類【レンズ編】

レンズプロテクター
これはとりあえずつけておいた方が無難です。
「いや、レンズそのままの性能を最大限発揮させるためにはこんなものつけないほうがいいんだ!」
という意見の方もいます。
しかしレンズ買ったらとりあえずつけておいて損することはありません。
レンズは一生ものの財産となります。
レンズはカメラマンとしてのあなたの目そのもの。
流行り廃りで早々入れ替える機材ではありません。
だからこそ、全力で選ばなければいけませんし、絶対にケチってはいけない機材です。
そのレンズを生涯大切に使い続けるためにもレンズ表面をプロテクトしておきましょう。
どうしてもわずかな画質の差が気になる!という方でも、例えば室内での作品撮影の際は外す、外でのロケでは付けるなど柔軟に取り外して対応すればいいと思います。
このプロテクターも現在は品質がもう人の目では差がわからないほど上がっていますので、外での撮影で付けているのか付けていないのかで差が出るとは思えません。
フィルター径に注意
プロテクターを選ぶ際はフィルター系に注意してください。

こちらはAmazonでのページですが、レンズのプロフィールには必ずフィルターの内径が記載されています。
このサイズの合うものを注文しましょう。
例えばNikonのレンズを購入する場合でも

このようにスペックにフィルター径が記載されています。
NIKKOR 85mm f / 1.8Gなら67mmですので、67mmのレンズプロテクターを購入してください。
これは次に紹介するNDフィルターなど、レンズに装着するフィルターはすべて共通です。
NDフィルター(可変式)
これは外で撮影する機会の多い方は必須のアイテムといえます。
報道やスポーツではこんなものを取り外ししている時間はありませんからあまり使わないかもしれませんが、風景写真が好きな方や専門にしていきたい方にとっては必須です。
写真と映像チャレンジ:4日目【あなたはどのタイプ?!】目的別カメラの話
このNDフィルター、なんのために必要なアイテムかというと、まず第一にシャッター速度を落とすことができるわけです。
明るい日中で撮影する際などは、どんなにレンズを絞っても(この絞りなどは追って解説予定)シャッター速度は数千分の1秒などになってきます。
数千分の1秒とかになってくると、人間の目には時は完全に止まります。
ドラマ:スペックでいうところのニノマエ状態!?
すると例えば川の流れを撮影しようとしても、水の流れは完全に止まってしまうんですね。
さて、これはあまりいい写真ではありませんが、過去にNDフィルターを使って撮影した川の写真。

NDフィルターを使えばこんな感じに水が流れる様子まで撮影することができます。
同じ場所での比較がないのでわかりずらくて申し訳ないのですが、別の川でNDフィルターなしで撮影した場合はこのように

ピタッと水の流れが止まっていますね。
これはこれでいいんですが、要は選択肢が増えるということです。
NDフィルターは光が入ってくる量を減光させることによってシャッター速度を落とすことができます。
この辺りはシャッター速度と絞り、露出の関係について別の記事で詳しく取り上げますので安心してくださいね!
可変式が便利!?
実はNDフィルターはその濃さによってND2~濃いものはND64を超えるものなど様々あります。
それは撮影する人が、譲れないシャッター速度を使いたい時や、光の入り具合を調節したいときに使い分けます。
ただ光量を落とすものというよりは表現の幅を広げる使い方をするのが理想です。
ただし、慣れてくるまではシャッター速度を落とす目的で使用してもいいと思います。
その際、なるべく荷物は減らしたいので、この可変式のフィルターが便利だと思います。
NDフィルターの使い方にだいぶ慣れてきたらよく使うND濃度で非可変式のものに切り替えていきましょう。
レンズメンテナンス道具
カメラ本体と併用できるものも多いです。
適度にメンテナンスしていくようにしましょう。
レンズクリーナー
あって困るものでもないのでまとめ買いで置きましょう。
基本的には先述したレンズプロテクターの表面を吹いたりする時に使っています。
レンズ本体の表面はできるだけ直接触らないようにする方が無難です。
ちなみにこちらはスマホやタブレットの画面や、マウスやキーボードなども掃除できるので重宝します。
ブロアー
ブロアーは音響講座でも紹介していますが、こちらのものが使いやすいです。
音響講座での紹介記事はこちら↓↓↓
機材に風を送る時は愛情を持って接してあげてくださいね!
レンズペン
フィルターの汚れがひどい場合はこちらのレンズペンを使ってメンテナンスしていきましょう。
一本持っていると何かと便利です。
カメラレンズヒーター
レンズヒーターと呼ばれたりもしますが、結露を防止してくれる真冬の必須アイテムです。
真冬の収録はとにかく工夫が必要です。
本体を温めるためのカイロ、バッテリーの管理、いろいろと真冬には真冬の厳しさがあります。
レンズも結露防止策などを取らないと、思わぬ結露でレンズがダメになってしまいます。
そうならないためにも真冬に収録する際はレンズヒーターを用意しましょう。
ネイチャーフォトはもちろんですが、スポーツ関係の写真でも重宝します。
まとめ
チクチクと小物類も出費がかさむカメラの世界。
仕方ないんです。
お金かかるんです。
うーーん。。みなさんのお気持ちよくわかります!
さて、まだまだ小物類を特集。
次回はカメラ自身や撮影に必要な小物類を特集します!