バリオ:パレルモ
パレルモは、ブエノスアイレスの街の中央あたりに位置するバリオです。
「パレルモ地区」はもっとも広いバリオで、各ゾーンによって、少しづつ特徴があります。
今日は、パレルモ地区の中心ををズドーンと通るScalabrini Ortis (スカラブリーニ・オルティス) という大通りを映像で紹介したいと思います。
歴史
聖ベネディクト・ザ・ムーア修道院から変更された「パレルモの聖ベネディクト修道院」という、現存するフランシスコ会の修道院が地区名の由来です。
聖ベネディクト・ザ・ムーアは1526年から1589年に生きた、イタリア・シチリア島の州都パレルモの補助守護聖人です。
ちなみにイタリア・シチリアのパレルモはこちら
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[su_box title=”名前の由来” style=”soft” box_color=”#fbb516″]地区名称の由来にはいくつかの説があるのですが、1580年ブエノスアイレスが築かれてすぐ、フアン・ドミンゴ・パレルモという名前のイタリア系移民によって現在のパレルモ地区の土地が購入されたとする説が最も有力とされています。[/su_box]
交通
ブエノスアイレス地下鉄のD線はサンタフェ通りやカビルド通りの地下を走っています。
パレルモ地区内には
- ブルネス駅
- スカラブリーニ・オルティス駅
- プラーサ・イタリア駅
- パレルモ駅
- ミニストロ・カランサ駅
- オジェーロス駅
などの駅があります。
D線以外の路線はパレルモ地区内を走っていません。
ただ、将来的にはF線やI線がパレルモ地区内に建設される予定があります。