ジムクレイマー直伝:株式投資のNG行動7選

※この記事は2020年8月16日に更新されました。

ジムクレイマーは普段からTwitterの投稿に力を入れいます。

視聴者との交流も頻繁に行っていますが、そんなジムクレイマーがTwitterでよく見かける若者が犯している株式投資の7つの罪について言及していましたので、順番に確認してみたいと思います。

みなさんもここで指摘されている罪を犯していないか是非チェックしてみてください。

“I see a lot of people making a lot of mistakes, mistakes that could really hurt you if this tape turns menacing,” said Cramer, who laid down the law on what he sees as seven deadly sins of investing.
多くの人が多くの間違いを犯しているのを見ています。
このテープが恐ろしいものになると、本当にあなたを傷つける可能性のある間違いです」

Mad money : ジムクレイマー

1、チアリーディングするんじゃない!

“Cheerleading is for football,” 
「チアリーディングはサッカーのためのものです」

ジムクレイマー

これ、心当たりあるんじゃないでしょうか。

  • 応援したい企業の株を買い、盲目的にホールドし続ける。
  • ○○の将来性を信じている。
  • CEOの○○氏を応援している。

などなど。

ジムクレイマーはTwitterで、保持する株の株価が上がることを応援するtweetをよく目にするそうです。

フットボールで激しい応援をすれば、選手は奮い立たされて思ってもみないようなパフォーマンスを発揮してくれるかもしれませんが、株価は応援しても上がりません。

もちろん上昇することはいいことですが、上昇しているからといって、「行け!もっと行け!」と応援するんじゃなくて冷静に利確ポイントを探ろうと言っています。

株式投資は宗教じゃない

ジムクレイマー

その企業を信じていませんか?

2、なんの会社かわからないのに買うな!

“Before you buy something, try to write down what the company does and give three reasons why you like it beyond, ‘it’s going up.’ That way, if it goes down, you’ll know whether to buy more or cut your losses,” 
「何かを購入する前に、会社が何をしているのかを書き留めて、それが好きな理由を3つ挙げてください。そうすれば、それが下がった場合、より多くを購入するか、損失を削減するかを判断できます」

Mad money : ジムクレイマー

Twitterを見ていると、「ティッカーシンボルがかっこいいから買うやつ」もいるほどだそうです。

買う理由を誰かにプレゼンして納得させることができなければ買うべきではないとジムクレイマーは過去にも言及しています。

例えば先日のライトニングラウンドで登場したAxcelis Technologiesなんかは、ジムクレイマーは好きだ!と言っていましたが、調べてみても、本当によくわかりません。

Axcelis Technologies公式サイト

何やってる会社なのか?

どういう商売なのか。。。

本当によくわからないんですが、ジムクレイマーが好きだと言っていたからと言ってよくわからない企業の株を買っても、上昇したとき、含み損が増えていったとき、利確や損切のタイミングは自分で判断できませんから、結局は無意味です。

3つの買う理由があれば、その理由から外れるという判断基準が産まれます。

必ず買いを入れる前に、その株を買う3つの理由を紙に書き出して、できれば家族やパートナーにプレゼンをしてみて、バイアスがかかっていないかどうかのチェックもしてから買い入れましょう。

3、次のテスラを探すな!

“Only one company has mastered the art of making electric vehicles anybody likes, and that’s Tesla,”
 “So stop trying to find the next Tesla when you can just buy Tesla, especially after they give you a 5-for-1 split.”
「誰でも好きな電気自動車を作る技術を習得したのはたった1社だけで、それがテスラです」
「だから、特にテスラを購入できるときは、次のテスラを探すのはやめてください。特に、テスラが5対1の分割をした後は。」

Mad money : ジムクレイマー

ライトニングラウンドでも、度々テスラ以外の電気自動車関連銘柄の質問が登場します。

みんな次のテスラを掘り出そうと必死になっているようです。

4、株価の低い株を買うな!

“I know you want to speculate, I’m a big believer in informed speculation, but stocks don’t get to the single digits because management’s doing a good job,” Cramer said. “They get down there because management stinks.”
「私はあなたが推測したいことを知っています、私は情報に基づいた推測を大いに信じていますが、経営者は良い仕事をしているので、株は一桁になりません」とクレイマーは言いました。「経営陣が悪臭を放っているので、彼らはそこに降り立ちます。」

Mad money : ジムクレイマー

「株価が安いのには理由がある」とジムクレイマーは言います。

5、ペニー株を買うな!

“Big institutions typically can’t even or won’t buy stocks under $5. No CEO wants their stock that low,”
“Often, they’re weighed down by massive amounts of debt that you can’t see, so you shouldn’t even think about owning a single-digit stock unless you know how to read a balance sheet.”
「大規模な金融機関は通常、5ドル未満の株を購入することも購入することもできません。どんなCEOも彼らの株をそれほど低くしたくない」
「多くの場合、彼らはあなたが見ることができない莫大な量の負債に圧迫されているので、バランスシートの読み方を知らない限り、一桁の株を所有することさえ考えるべきではありません。」

Mad money : ジムクレイマー

ペニー株を使ったギャンブルをやる人は一定数います。

ただしそれはギャンブルであって、投資ではありません。

うまい棒は一個10円ですが、これが一個1万円だったら誰も買わないですよね。一個100円でも買わないと思います。それはうまい棒の価値、中身内容が10円だからです。つまりうまい棒が1000円で販売されることはありませんし、10万円で販売しても誰も購入しません。うまい棒が10円なのには理由があるわけです。

考察

うまい棒を500個買って食べるのと、5000円の海鮮丼を1個買って食べるのとではどちらが幸せになりますか?

6、利確しよう!

“There’s always risk. None of us can predict the future, so please, when you’ve got a monster gain, sell something. Maybe take out your initial investment and let the rest run so you’re playing with the house’s money,”
“Just remember: you haven’t made a dime until you” ring the register.
「リスクは常にあります。私たちの誰も未来を予測することはできないので、モンスターの利益を得たら、何かを売ってください。おそらく、あなたの初期投資を取り、残りを実行させて、家のお金で遊んでいます」
「覚えておいてください。あなたはあなたまで10セント硬貨を作ったことがありません」レジスターを鳴らします。

Mad money : ジムクレイマー

モンスター利益(大きな利益)を得た場合は利確を検討しましょう。

含み益というのは、確定していません。

まだまだ上がるんじゃないか?

売ったあとにすぐ上がったらどうしよう。。。

という心理が働いて利確のタイミングは非常に難しいですが、その利益はいつかは確定しなければいけません。

いつまで持っていてもそれはただの紙切れなのです。

例えば初期投資分だけ利確して、残りを持っておくなどのプランもありだと語られています。

ビッグになるな!

ジムクレイマー

いつまでも欲張って持っておくのは辞めましょう。

7、Twitterでの私への謎アプローチをやめてくれ・・・

“Will you stop heckling me on Twitter? It’s not a strategy. I’m not going to push some stock because you ask me to,”
“I’m here as your investing coach, my job is to find good companies and recommend their stocks when the price is right. Not when some random person badgers me on social media.”
ツイッターで私を悩ませることをやめてくれませんか。それは戦略ではありません。
あなたが私に頼むので、私はいくらかの株を押すつもりはありません。
私はあなたの投資コーチとしてここにいます、私の仕事は良い会社を見つけ、価格が適切なときに彼らの株を推薦することです。
ランダムな人がソーシャルメディアで私をびっくりさせたときではありません。

Mad money : ジムクレイマー

最後のは少し現代的です。

ジムクレイマーはかなり影響力のある人物です。

ジムクレイマーが紹介した株はやはり市場でも影響を受けます。

彼に紹介してもらって利益を得ようとする輩が一定数いるのはTwitterを見ていればわかります。

ネット上では影響力のあるインフルエンサーが株をおすすめして吊り上げさせ、一気に売り逃げするというなんとも後味の悪い手法を使う人も、考える人もいます。

特にマーケットの小さい仮想通貨関連では数年前までこういった価格の吊り上げからの売り逃げが当たり前のように行われていました。

ジムクレイマーはこういった絡みに疲れてしまうのはもちろんのこと、こういった吊り上げ勢の人たちと一緒にするな!というメッセージも感じます。

まとめ

基本的には彼の著書に詳細が書かれていることがほとんどです。

初心者の頃は、[1,4,5]あたり、やってしまうんじゃないでしょうか?

特に[1]に関しては日本人の民族性的にやってしまいがちかもしれません。

持ってる株の企業が業績が悪くなったり、ストーリーが変わったりしたときに会社と一緒に心中する必要はありません。

さっさと売りさばいて次の企業に投資すればいいだけのこと。

アメリカの企業だとCEO自身でさえさっさと辞職して次の職を探しています。

応援に加えて、「愛社精神」という言葉がある日本人ならではのバイアスがかかってしまいますので注意しましょう。

【あなたが好き】スペイン語で何て言う?
[投資家]≠([お金持ち]≒[お金をたくさん使いたい人])