【本当はここがすごい】上白石 萌歌の歌唱法

※この記事は2020年6月16日に更新されました。

上白石萌歌さんといえば、鹿児島出身の女優・歌手・タレントとしても有名な方。

にゃんと!小学1年生~三年間家族でメキシコに住んでいたそうだにゃ!

多感な時期の生活なので、おそらくスペイン語もペラペラでしょうね。

本日は上白石萌香さんの歌唱法の本当の凄さを探ってみようと思います。

歌がうまいとは何なのか?

そもそも歌がうまいとはどういう状態なのでしょうか?

  • 音程がしっかり取れている
  • 大きな声が出る
  • ビブラートなどの細かい技術を習得している
  • なぜか感情がゆさぶられる
  • とにかくノイズのない透明な声が出る
  • その人にしか出ない超個性的な声が出る

人それぞれうまい歌というのは条件が違ってくるかと思います。

では昭和の歌姫と呼ばれる美空ひばりさんはどうでしょうか?

彼女の歌が下手だと思う方、感じる方は、日本中探してもかなり少数派なのではないでしょうか?

美空ひばりさんといえば、かなり歌うまい人という認識が一般的です。

では、かなりうまい美空ひばりさんの代表作を少しYoutubeで聴いてみましょう。

愛燦燦 美空ひばり(Youtubeに移動)

めっちゃうまいと筆者は感じます。

では上白石萌歌さんの366日のカバーはどうでしょうか?

リンクします。

→上白石萌歌、HY「366日」歌唱フルバージョン公開 南阿蘇への想いをつなぐ映像に感動必至(Youtubeに移動)

美空ひばりさんを歌の上手い人という基準で見ると、上白石萌歌さんの歌はお世辞にもうまいとは言えないですよね。

上白石萌歌さんの魅力

では、彼女の魅力は一体なんなのでしょうか?

それはズバリ「親近感」だったのです。

美空ひばりさんに親近感はありません。

親近感どころか絶対に近寄ってはいけない神的存在という感覚でしょうか。

親近感を産み出す技法

もちろん、上白石萌歌さんそのものに備わっている親近感だけでは視聴者の心を掴むことはできません。

親近感をあえて演出しています。

それがブレス位置。

ボーカルはもちろん他の管楽器奏者も非常に重要なポイントとなるブレス。

そう、息継ぎです。

一度、美空ひばりさんと、上白石萌歌さんの歌を、息継ぎの位置と回数に注目して聴き比べてみてください。

あえて不自然な位置でも息継ぎ

すると、上白石萌歌さんの息継ぎの回数が異常に多いことがわかると思います。

さらに、あえて不自然な位置でも息継ぎを入れています。

もしかするとそれは、プロデューサーから、「音を出来るだけギリギリまで伸ばしなさい」という指示があったため、このようなブレス位置になった可能性がありますが、意図的に親近感を演出するために、このブレス回数と、ブレス位置が設定されたと考える方が自然です。

美空ひばりさんがマイクに向かって息継ぎをすることはありません。

偶然か・・・必然か・・・

管楽器奏者などの場合でも初心者の場合、息継ぎに関しては、いかに短時間で100%吸い込めるか?

という訓練をします。

もちろんベテランになってくると、ブレスの入り口のスピードと出口のスピードを合わせるために意図的に速度をコントロールしていきます。

美空ひばりさんの歌を注意深く観察していると、フレーズごとにブレスを取るスピードを調整しているのがうかがえます。

活力のあるフレージングの時は素早く、そして語り掛けるようんフレーズの時は深呼吸のように。

それが深い表現力の源になっているわけです。

上白石萌歌さんの場合歌のレッスンなどの過程で、まずは短時間でいっぱい吸いなさいと指導され、ただそれを実践しただけで、この親近感を産み出せた・・・可能性もありますし、プロデューサーやご本人のセルフプロデュースという観点でこのように演出している可能性もあります。

偶然にせよ、必然にせよ、どちらにせよ、上白石萌歌さんの持つ魅力が凄まじいということです。

歌上達法

  • 誰かに歌が下手と言われた・・・
  • ビブラートや細かいテクニックがどうにも習得できない・・・
  • もしかして才能ないんじゃないか?
  • 伸び悩んでいる・・・

と悩んでいる方は、是非自分の持っている魅力はなんなのか?

を自問自答してみるのはいかがでしょうか。

上白石萌歌さん、技術はないですが、大変魅力的なシンガーです。

音楽は技術だけではない、自分が勝負できる土俵を見つける、もしくは、創り出し勝負してみると何か見つかるのではないでしょうか。

皆さんの参考になれば幸いです。

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