【米国株備忘録】ファストリーが止まらない+遠隔医療の勢力図 (10月17日)

※この記事は2020年10月17日に更新されました。

前日比前日比(%)
INDU:INDNYダウ 工業株30種28,606.31+112.11+0.39%
SPX:INDS&P 500種3,483.81+0.47+0.01%
CCMP:INDナスダック 総合指数11,671.56-42.31-0.36%
NYA:INDNYSE 総合指数13,169.32+32.07+0.24%
SPTSX:INDS&Pトロント総合指数16,438.75-62.28-0.38%
引用:Bloomberg 

ダウは上がっていますが、ナスダックが落ちています。

大統領選もどうなっていくのかわからなくなってきました。

少なくとも日本の多くのメディアはトランプさんには再選してほしくないように感じます。(個人の感想です)

気になるニュース

KitoTech Medical

2011年1月1日設立。

ワシントン大学発のスタートアップKitoTech Medical (キトテックメディカル)は300万ドル(約3億1900万円)の資金を調達したと発表。

縫合の丈夫さと絆創膏の手軽さを兼ね備えた新しい医療器具を開発している企業で、外科手術レベルの切り傷の縫合と保護に使うことができるそうです。

公式サイト

抜糸って地味に痛いのでこういう商品はすごく有難いですよね。

何針か縫っておかないといけないけど、救急車はちょっと違う・・・

病院にいくまでもない・・・

という怪我の際に非常に重宝しそうです。

もし株式公開されたら是非投資したいと思いました。

ファイザーのワクチン

米製薬大手ファイザー (NYSE: PFE)は16日、ドイツのバイオ医薬品ビオンテックと共同開発している新型コロナウイルスワクチンについて、11月下旬に米当局に緊急使用許可(EUA)を申請する公算が大きいと表明しました。

Albert Bourla (アルバート・ブーラ) CEOは「良好なデータが得られれば、ファイザーは11月第3週に主要な安全基準が達成された後、直ちに米国で緊急使用許可を申請する」と書簡で発表。

ワクチンレースはまさに一進一退といった感じですが、どこが最初に開発するのでしょうか。

ファストリーが止まらない!?

さて、15日にFastly (NYSE:FSLY)が暴落していました。

16日も引き続きじりじり落ちていっています。

こういう時は相場全体の暴落ではなくても「落ちる(落ちてくる)ナイフは掴むな」という格言が身に沁みます。

アメリカのカリスマ投資家ジム・クレイマーも書籍でこんなことを言っていました。

「安すぎる」という銘柄はしばしばさらに下がっていくからだ。

引用:ジム・クレイマーの“ローリスク”株式必勝講座

そりゃ30%も落ちたら相対的に「安すぎる」と感じてしまいますよね。

ただ4時間足で見ると大袈裟ですが、週足でみるとレンジと言えばレンジなんですよね。。。(確かに週足でみてもデカいのはデカい!)

アメリカでも日本でも話題のFastly ですが、TikTokの問題がまだ未解決なのもありますし、個人的には落ちてきたナイフは掴まない格言を守るつもりです。

どうせ一時は133ドルで売られていた株ですから、短期投機するにしてもトレンドがしっかり変わったのを確認してから買っても遅くないと思っています。

「頭と尻尾はくれてやれ」。

頭と尻尾を狙うのは無駄で無意味なので辞めましょう。

バーテックス・ファーマシューティカルズが気になる

同日に暴落したVertex Pharmaceuticals (NASDAQ: VRTX)の方が個人的には気になっています。

こちらは週足で見ても歴史的大事故となっています。

ボリュームにしたって相当デカい。

Vertex Pharmaceuticals (NASDAQ: VRTX)は個人的には「大きなアクションが起こったときには買うリスト」のかなり上位にウォッチしていたため、かなり目立ってしまいました。

同じ落ちてくるナイフでもファストリーよりはこちらが魅力的に見えてしまいます。

極端な考えですが、Fastly は正直まだまだ現段階では替えの効く企業だと思いますが、Vertex Pharmaceuticalsは「世界仰天ニュース」でも取り上げられたことのある嚢胞性線維症の治療薬を市場で独占状態となっており、替えの効かない企業だと思っています。

遺伝性の疾患のため、日本では珍しい病気ですが、北米、ヨーロッパ、オーストラリアでは、約75,000人の患者がこの状態に苦しんでいるそうです。

そういう意味ではファストリーよりはバーテックスの方が個人的には魅力的に見えています。

VX-814の開発の中止発表後に暴落しました。

遠隔診療の勢力図

遠隔診療と言えば、2020年飛ぶ鳥を落とす勢いで成長を続けたTeladoc (NYSE:TDOC)を思い浮かべる方が多いと思います。

Teladoc (NYSE:TDOC)は世界中で買収を繰り返し、今年Livongo Health も買収合併し、さらに巨大な帝国へと推し進めています。

今年新規公開された企業の中にも Amwell  (NYSE: AMWL) が登場し話題を集めていました。

2006年設立の遠隔診療企業ですが、Teladocはさっそく「Amwellが9つの特許に違反している」と弁護士を通じて非難しています。

法廷で争うことになるかどうかは今のところわかりませんが、TeladocがAmwellを買収合併なんて未来も無きにしも非ず?なのでしょうか。

ちなみにAmwellはUnitedHealth (NYSE: UNH) が買収するかも?という噂レベルの話題も海外のニュースでは発見しました。

TeladocとLivongoのように遠隔業界同士で合併するのではなく、ヘルスケアの巨人がテクノロジーとして買収するケースも考えられますし、むしろそっちの方が自然とも言えます。

Teladocはとにかく遠隔診療での帝国作りに勤しんでいる印象があります。

といいますのも、すでにGAFAがこの分野で動き出しているからなんです。

GoogleやAmazonが参入

もはやあまりにも巨大になりすぎたGAFA企業も遠隔診療への参入準備を進めています。

AmazonCareはすでに2019年の秋ごろから「ワシントン州のAmazonの従業員と扶養家族」のみを対象に試験的に導入が始まっています。

Teladocがいくら糖尿病に強いLivongo Healthを買収合併したとしても、糖尿病の管理にはソフトだけではなくDexCom (NASDAQ: DXCM) などのハードが必須になってきます。

メンテや交換などの流通ルートとシステムが完璧なAmazonや、すでに全世界の人々が住人とも言えるプラットフォームのGoogleが参入するとなると、Teladocが帝国作りを急ぐ理由が見えてきます。

【未来の医療】最先端の遠隔医療銘柄3つ+番外編 (サイト内記事)

いろんな人がいろんなことを言いいますが、誘導されずにしっかりとホームワークしつつ判断していきましょう。

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注意

・紹介銘柄への投資を推奨するものではありません。

・投資は自己責任です

・みなさんの参考になれば幸いです。

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