プログラミング学習が義務教育でも取り入れられるようになり、ほぼすべての人が避けては通れない時代に突入してしまいました。
基本的にはローコードやノーコードテクノロジーが発達し、個人で隅々まで覚える必要はないとも言えますが、やはり自在に操れればまさに100人力とも言えます。
プログラミングがあなたのやりたい何かに合致した場合、是非100日でサクッと覚えてしまいましょう。
100日でざっくりと基礎を身に着けられるように構成しています。


複数の線グラフを表示
まずはnumpyをインポートしましょう。
NumPyは、Pythonにおいて数値計算を効率的に行うための拡張モジュールです。
数値計算を行うための型付きの多次元配列のサポートをPythonに加え、それらを操作するための高水準の数学関数ライブラリを提供してくれます。
import numpy as np
arr_x = np.array([1,2,3,4,5])
arr_x/2
arrayのリストを作成し、リストごと2で割ってみます。
array([0.5, 1. , 1.5, 2. , 2.5])
リスト内の数値がすべて2で割られています。
四則演算についてはこちらを参考にして下さい。
計算後のグラフを表示
では次に実際に計算しつつグラフを表示させてみましょう。
x = [1,2,3,4,5]
y = np.array([1,4,9,16,24])
plt.plot(x, y)
plt.plot(x, y/2)
plt.plot(x, y/3)
plt.xlabel('x')
plt.ylabel('y')
plt.title('Kotaro Marks Test')
plt.show()
このようにすると

ばっちり表示されていますね。
カラーコードで色を変える
ライブラリーチャレンジで勉強したマットプロットリブのカラー一覧から好きなカラーに変えてみましょう。
x = [1,2,3,4,5]
y = np.array([1,4,9,16,24])
plt.plot(x, y, color='#ffd700')
plt.plot(x, y/2, color='#7b68ee')
plt.plot(x, y/3, color='#ff1493')
plt.xlabel('x')
plt.ylabel('y')
plt.title('Kotaro Marks Test')
plt.show()

カラーコード一覧の記事の中に原色辞典のリンクがありますので、好きな色のカラーコードを選んで遊んでみてください。
グラフの説明(凡例)を付ける
グラフに凡例を付けることもできます。
plt.plotの流れで
label
を記述しましょう。
忘れてはいけないのが
legend()
です。
これを記述しないと表示されないので注意しましょう。
x = [1,2,3,4,5]
y = np.array([1,4,9,16,24])
plt.plot(x, y, color='#ffd700', label='Test-1')
plt.plot(x, y/2, color='#7b68ee', label='Test-2')
plt.plot(x, y/3, color='#ff1493', label='Test-3')
plt.xlabel('x')
plt.ylabel('y')
plt.title('Kotaro Marks Test')
plt.legend()
plt.show()

このようになりました。
凡例のサイズ調整
plt.legend()
の中にフォントのサイズを記述しましょう。
x = [1,2,3,4,5]
y = np.array([1,4,9,16,24])
plt.plot(x, y, color='#ffd700', label='Test-1')
plt.plot(x, y/2, color='#7b68ee', label='Test-2')
plt.plot(x, y/3, color='#ff1493', label='Test-3')
plt.xlabel('x')
plt.ylabel('y')
plt.title('Kotaro Marks Test')
plt.legend(fontsize=20)
plt.show()

このようになりました。
ここまでくると随分といろんな使い方をイメージできるのではないでしょうか。
色を変えられると楽しいですね!
