演奏家向けアーカイブ企画
ようこそKotaro Studioへお越しくださいました。
こんにちは!
当サイトへお越しくださりありがとうございます!
お越しくださったあなたはもう友達です。
わたしは音楽家になって数十年・・・
筆者の詳しいプロフィールに関しては『わたしたちについて』や『服部 洸太郎音楽作品リスト』をご覧ください。
スタジオでは一般の音楽関係者の方向けに音楽関係の録音、映像サービスを提供しています。
- アコースティック楽器のソロ楽曲やアンサンブル等のパフォーマンス。
- 吹奏楽や合唱、オーケストラなどの団体収録。
- 日本をはじめとする世界各地の民族音楽。
- 気軽にSNSでご自身の高品質な録音や映像をシェアしたい。
例を挙げるとこんな方たちを対象として録音や映像技術をシェアしています。
サービス内容
吹奏楽部、合唱部、オーケストラ部などの大編成などはどうやって録音すればいいかわからない方も多いと思います。
また、一般的に録音が難しいと言われるピアノの録音はKotaro Studioが最も得意とする分野であるため、ピアニストの方には是非体験してもらいたいと思っています。
以下のすべての内容がセットになっています。
- 4Kまたはシネマカメラによる高品質な映像。
- 96khzハイレゾ音源による録音。
- カラーグレーディング等の動画編集作業と音声マスタリング作業。
サービス料金
Kotaro StudioのKotaro Archive企画に参加される方はすべて無料となっています。
Kotaro Archive企画に参加されない方の依頼は基本的に受け付けておりません。
Kotaro Archive企画
数多くのお問合せをいただいておりますが、当スタジオではクライアントワークは行っておらず、お仕事としての収録のご依頼は基本的にはお断りさせていただいております。
Kotaro Archive企画は素晴らしい音楽スキルをお持ちの音楽家の方や、芸術分野の技術をただシェアし、アーカイブするという企画です。
そのため収録された音源や映像はKotaro Archiveというサブドメインのページにアーカイブされていきます。
こちらは販売目的ではありません。
『誰かのためにただここに在る』がコンセプトの当スタジオのコンセプト企画です。
マイクロフォンや機材の性能をチェックするもよし、楽曲をチェックするもよし、楽器の鳴り方をチェックするもよし、誰かのためにただそこにある制作がしたいという筆者の想いで立ち上げています。
企画の主旨
芸術は時代によって各種フェーズに分かれていると考えています。
我々人類の生物としての最大のエッジはなんでしょうか?
当スタジオではそれは伝承であると考えています。
伝えることができるから叡智が繋がっていく、そんなロマンに思いを馳せてアーカイブをイメージしています。
当スタジオは21世紀の今、アーカイブの時代だと考えています。
もちろん文化的イノベーションのフェーズもあるでしょう。
20世紀はまさに文化的イノベーションの時代でした。
その前は18世紀だったかもしれませんし、筆者はそう考えています。
次の22世紀に向けて今を生きる芸術家が何をできるのか?
記録を残すという叡智をしっかり研究し、音を考える、そして資料整理をして、次のイノベーションの時代にバトンタッチをする。
次の時代の文化的イノベーターをスターに育てる、そして文化の華を開かせる。
20世紀の芸術家の役割とはここに在るような気がしており、当スタジオはそういったコンセプトで活動しています。
そしてこのアーカイブ企画も芸術的、且つ文化的活動の一環として考えています。
ここに少しでも賛同できる方は一緒にアーカイブ企画に参加しませんか?
つまりそれは何?
アーカイブ企画に参加するとどんないいことがあるでしょうか?
参加する方にとっては、冒頭でも紹介したサービス料金が無料というのが最大のメリットであると言えます。
- 通常習得に大変な時間と資金のかかる最高品質の映像や録音を無料で受けられる。
- SNSなどでも最高クオリティーで発信できる。
- スタジオのアーカイブ同様、自分の演奏のアーカイブとしても使える。
- 自分の演奏を知ってもらえる可能性が増え、オーディションやポートフォリオ作成の材料になる。
さて、通常シネマカメラや相当の4K収録と動画編集、また一流の録音技術で収録制作するとなると、数十万以上の予算からが常識的であり、なかなか気軽に行えるものではありません。
そのため、映像や録音の知識がない音楽家の方はiPhoneで収録したり、インフルエンサーの紹介するマイクを使ったりしながら試行錯誤して収録することになります。
しかし、筆者は高いクオリティーの収録をするためには、演奏者は演奏だけに専念するべきであり、演奏以外のことを考えてほしくないと考えています。
そういった構成とチームで収録する音楽は演奏者が録音や映像に気を取られながら行うものよりも優れているであろうことは明白です。
また、ここは重要な項目ですので後述しますが、完成したデータはSNSやご自身のアカウントなどでも発信できるように適切なサイズに変換してお渡しできます。
もちろんスタジオのアーカイブページにおいてくれたらいいという方もOK。
注意してほしい点
無料でしょ?
じゃあメリットしかなくね?
という話になりがちですがここは注意です。
収録した音源や映像の俗にいう原盤権はKotaro Studioに帰属されます。
そのため演奏音源はパブリックドメインのものに限定させていただいています。
ここは要注意でお願いします。
つまり、例えばCDアルバムを制作して売りたい!とか、チューンコアで配信したい(ここは相談の上当スタジオが代行することは可能)など、参加した方が販売目的や営利目的で音源を運用することは禁止とさせていただきます。
ここは業界でも非常に常識的なお話ですので、この常識が理解できない方は残念ではございますが、参加いただけませんのでご了承ください。
主旨でお話させていただいたように、ただアーカイブをする、またYoutube等の映像のBGM等で使用したりSNS等でシェアしたりすることがある程度でありその範囲は参加される方も同様にご利用いただけます。
アーカイブ企画参加条件
当企画自体がクライアントワークではないため、残念ながら誰でも歓迎というわけにはいきません。
- 一定のスキルを持っていない方。
- 未成年の方。
- 社会通念上の常識的な応対ができない方や作品。
- 反社会勢力との関連がある方、または疑いのある方。
上記4つの条件に当てはまる方は残念ですがご遠慮いただきますようよろしくお願いします。
いや、わかんないですよね。。。
すみません、細かく考えてみます。
一定のスキルを持っていない方
これらはもう芸術の世界なので基準とか決められないし、誰が決めるのって話だと思います。
でも無理矢理きめなきゃいけないので、決めさせていただきます。
音大や芸大に入学できるレベル・または総練習時間が一万時間を超える方。
にさせてください。
一万時間の法則使います。
これは1日8時間楽器や芸事の練習をするとして4年で11520時間ですので、いい基準かもしれません。
もちろん、計測する必要はなく、テキトーでOKです。
ただ、すみませんが、こちらの都合によりお断りさせていただくことがございます。
と一言添えさせてください。
世の中広くて、本当にいろんな人がいますから・・・ご理解いただければと思います。
未成年の方
当然ですが未成年の方は一万時間超えてても参加いただけません。
ただし、保護者の方のご参加はOKです。
とさせていただきます。
これは例えば吹奏楽部や合唱部、オーケストラ部などでも顧問の先生や外部コーチの方の参加はOKとなります。
近年未成年の方でも高い演奏スキルがあることは重々承知しておりますが、原盤権の問題等トラブル防止のためにも必ず成人の方が代理でご参加くださいますようよろしくお願いします。
社会通念上の常識的な応対ができない方や作品
これも曖昧ですみません。
長いこと芸術活動をしていると本当にいろんな人がいるものですから、ご理解いただきたいわけです。
具体的にどういうのが非常識なの?・・・
というのを出すのも難しいですが、まあその・・・芸術とは破壊だ〜という信念で自分は消防服で守られながらピアノ燃やしたり、破壊したり、楽器爆発させたり、まあ否定はしませんが、当スタジオのシェアしたい文化ではありません。
あと例えばカニ◯リズムを映像で残したいとかもごめんなさい。
当スタジオでは共感できませんので、共有と共感できる方をお探しください。
というわけでまあ挙げればキリがないので社会通念上の常識と定義させてもらっています。
反社会勢力との関連がある方、または疑いのある方
ご理解ください。
疑いのある方については、当スタジオの独断によって判断させていただきます。
制作例
短期的な制作例
一曲だけとか、このアーティストの作品集を全曲残したいとか、もういろんなケースで楽しく一緒に制作できる人を募集しています。
営利でなければ、制作した音源や映像をオーディションに応募したり、ご自身のサイトで演奏例として掲載したり、いろいろ柔軟にOKです!
- ライブ収録してほしい。
- ドホナーニのエチュードを映像付きで残して自分のサイトやYoutubeに掲載したい。
- Stradivarius借りれたから録音してほしい。
- すげー人が来日するからその人のワークショップをあとから見返すために記録してほしい。(主催者限定)
長期的な例
長期的に文化制作を一緒にできる方も大歓迎で大募集です!
現在当スタジオで長期的な制作企画例としてはフォルクローレがあります。
フォルクローレは南米を中心とした民族音楽の総称であり、非常に歴史的にも面白い文化。
南米アルゼンチンでタンゴピアニストとして活躍している大長志野さんの持ち込み企画で、追って筆者もアルゼンチン〜パタゴニアに現地取材に出かけます。
そういった海外文化も含めて一回の収録では終われない企画、どうしても現地でしか取材できないような希少な文化なども柔軟に対応しますので、想いが一致すれば是非一緒に制作しましょう。
他にも当スタジオの音響最高顧問として音響のアドバイスをしてくれている金田明彦氏唯一公認の金田式DC録音エンジニア:五島昭彦氏も、金田式DC録音の叡智と文化をアーカイブしてくださっています。
結構なんでもOK〜こんなのもOK
もちろん主催者(すべての権利を監督できる方)限定にはなりますが、講演会やワークショップの記録などもOKですし、ダンスなど映像が中心の制作もOKです。
日本が世界と戦える場所=芸術
失われた30年なんて言われたりする日本。
経済的な面でみたときには確かにいろいろな問題点は山積みでしょう。
しかし芸術の世界をはじめ、まだまだ世界一な側面がたくさんあります。
例えばざっと考えただけでも4つ浮かびますよね。
- カメラ
- オーディオ
- 楽器
- アニメ
私たち音楽家が必要不可欠なカメラやオーディオは間違いなく日本がまだまだ世界一。
中国がハッセルブラッドやライカを買収したって、ソニーやパナソニック、ニコンに富士フィルムは世界トップクラス。
オリンピックのカメラマンでDJIを使う人がいるでしょうか。
オーディオの世界だって、世界のどこを探せば金田式DC録音なんて神業を発見することができましょうか。
すでにZOOMのフラッグシップ機マイクアンプはサウンドデバイスを超えていると個人的には思っています。
こういった優位性を存分に活かして、文化芸術を制作したい。
そんな思いを持っています。
アニメはいうまでもありませんが、楽器だって、日本は世界的な技術をまだまだ持っています。
ショパンコンクールのファイナリストが選ぶピアノはもはや二択です。
ヤマハかスタイウェイです。
さらにスタジオやホールだって、バブル時代の名残のあるホールがあったり、新設される施設も非常に音響に気を遣った構造になっています。
だからこそ世代を超えて文化を残したい人とビジネス抜きで一緒に何かを創りたいわけです。
まとめ
まとめると、お互いのメリットが一致すれば相互無料で一緒にやりましょう。
ビジネス利用するときは要相談ね!
ということです。
こちらが原盤権を持っているとはいえ、何か営利が発生する際は必ずアーカイブ企画の参加者さんに相談しますし、参加者さんもビジネス利用したければお気軽に相談いただいてOKです。
過去にも『音源をCD化して売りたいから原盤権を売ってほしい』という相談もあり、無事に交渉成立したこともあります。
興味のある方はお気軽にお問い合わせください。