音楽家のリモートワーク:右脳で考えるPCの選び方

※この記事は2020年4月15日に更新されました。

こんにちは。こうたろうです。

本日は機材選びシリーズの中で最も大事なのに特集していなかったPCの選び方編。

リモートワークや、音楽制作、音源制作、映像制作、オンラインレッスン等での動画の取り扱いなどなど、芸術家がそのコンテンツを発信するためには必須となるPC。

当記事でPCの役割を今一度再確認しながら選び方を考察していきたいと思います。

それぞれのパーツの役割

もちろんコンテンツを受け取る側、ユーザー視点で見ると、iPhoneのモデルとか、ipadのモデルとかの選択になってきます。

今時ネットフリックスを楽しんだりするのに、どのタブレット使っても大差はありません。

しかし、コンテンツを制作する側、発信者側は、コンピュータの知識をある程度持っておく必要があります。

これは、ギタリストが自分で弦を張り替えたり、オーボエ奏者が自分でリード削ったりするのと、同じで、楽器のメンテナンスは自分でやるのと同様、PCのメンテナンスもできるように全体を把握しておきましょう。

それでは、筆者の現在のスペックなどと照らし合わせながら各パーツのことを把握していきたいと思います。

CPU=脳

PCのパーツはそれぞれ人間のアナログ作業領域で例えばられます。

CPUは一般的に人間の脳みそに当たる部分で、このパーツがパソコンの性能の大部分を決めてしまいます。

人間も同じで能力を高めていけばいくほど仕事の時間は早くなるのと同じ。

CPUも良いものをいれればいれるほど、パソコンでの作業時間は短縮されていきます。

これは特に動画の書き出し時間などに直結してくるため、慎重に選択し、取り扱う動画に合わせて随時交換していかなければいけません。

執筆時点ではCore i9-9900KSなどが最高ランクになっています。

もうワンランク上がった頃に入れ替えを検討したいと思っています。

メモリ

メモリは人間のアナログ作業で例えると、良くデスクと例えられます。

デスクが広いと、いろんな筆記用具を出しておいても邪魔にならずに作業ができますよね。

このデスクが狭いと、「あれがいる・・・これがいる・・・」なんて時にいちいちお道具箱から出して片付けて・・・と手間がかかります。

なので、基本的にこのメモリは多ければ(広ければ)多いほどいいとされています。

ちなみに筆者は64G入っていますが、ダビンチリゾルブは基本的に22Gまでしかメモリを使用しないと言われており、32Gほど入っていれば問題ないかと思います。

映像制作をするのに16Gのメモリしか入っていない場合はアップグレードしたほうがいいかもしれません。

冷却装置

冷却装置には主に二種類あります。

  • 空冷クーラー
  • 水冷クーラー

空冷は文字通り扇風機です。

CPUに扇風機を付けて冷やします。

何を冷やすか?

脳(CPU)です。

真夏の暑い日を思い出してみてください。

炎天下の中で歩いているときに頭を冷やしたい時・・・

頭に扇風機を当ててもそこそこ冷えますが、やっぱり冷たく濡らしたタオルをかけるか、水シャワーを浴びると一気に冷えて気持ちいいですよね!?

それと同じ。

CPUも空冷と水冷ではかなりの差がでます。

炎天下で暑くて意識がもうろうとしている頭では考えられることも少なくなり判断能力も落ちます。

CPUも脳ですから、基本は同じです。

ちゃんと冷やしてやらないと性能が落ちるんです。

せっかく高性能なCPUを使っていても炎天下でもうろうとしている中で仕事させ続けるのはよくないので、おすすめはやはり水冷冷却です。

筆者は簡易水冷システムで冷やしています。

グラフィックボード

グラフィックボードほど映像制作に大切なパーツはありません。

グラフィックボードをアナログ作業に例えると、脳の特に右脳部分だと言えるでしょう。

ですので、CPUだけ高性能にしてもグラフィックボードの性能が極端に低いと全体の作業が進みません。

PCを選ぶ際にはCPUとグラフィックボードは特に意識して選ぶようにしましょう。

筆者はGeForce RTX 2080を積んでいます。

ストレージ

これは先ほどのメモリ=デスクに対して、お道具箱のような感覚です。

データを置いて置いたり、ソフトウェアを置いておいたりするものです。

交換の手間もなくいつでも入れ替えられるのもあり、最も容量数などがどーでもいい部分と言えるでしょう。

現在だと、HDDよりも、SSDが主流になっています。

特にOSを入れておくストレージにHDDを使っていると激おそぷんぷん丸になってしまうので気をつけましょう。

筆者はM.2 SSDを使っており、非常に高速にアクセスできるのと、小さいのでオススメです!

火事や地震の際はとりあえずM.2 SSDを外して逃げればあとでリカバリーも簡単!

マザーボード

マザーボードはよく人間の中でも神経回路に例えられます。

CPUからの指令を各領域に伝達したり、体中の命令を伝達したり、する基盤です。

PCケースはもちろん身体

一番どーでもいいのが、PCケースです。

完全に見た目だけで作業に関してはなんの影響も及ぼしません。

ケースに入れる必要すらないほどです。

散財ユーチューバーのドリキンさんのチャンネルでも出張でデスクトップPCを持っていく際ケースはありません。

MacかWinか・・・

永遠に終わることのないこの二つの選択の悩み。

筆者もよくわかりません。

winからPCを使い始め、macを使い出した頃はmacはなんて使いやすいんだろうと感じていました。

mac歴もかなり長かったのですが、スティーブジョブズが亡くなったあたりから、だんだんと、コストのことを考え出すと、winよりになっていき、自作デスクトップを使い出し、winに戻ったときは、「あれ、こんなに使いやすかったかな?」パーツなどのカスタマイズ性も高いし、winで行こうと思った次第。

macはやはり、コンテンツ制作側としては少々使いづらい傾向にあるのではないか?

コンテンツの消費者にとっては、高性能で、オシャレなデザインで分かりやすくていいのかもしれません。

しかし、ダビンチリゾルブなどは、macで使ってもらうことを想定してソフトウェアが組まれているそうです。

一長一短ありますが、一応メリット・デメリットを簡単にまとめてみました。

[su_box title=”Mac派” box_color=”#84ff21″]【メリット】
・おしゃれ
・初心者でも使いやすい
・メンテナンスの手間が少ない
・売却時に価格が下がりにくいので実質レンタルのような感覚で使うことができる。
【デメリット】
・コスパが悪い
・カスタマイズが効かない
・apple製品で囲まれてしまう [/su_box]

おしゃれで簡単で、あまり考えることなくそこそこのmacbook買っておけば数年間はいい感じに使えます。

一方でカスタマイズ性がかなり低いので数年ごとに買い替えなければならず、デザイン性にお金がかかっているため、コスパは悪いです。

デスクトップwinなら、CPUやグラフィックボードの交換を10万円程度でできるのに対しmacbookでアップグレードしようとすると買い替えになるため、30万~かなり高額になってきます。

[su_box title=”Win派” box_color=”#84ff21″]【メリット】
・カスタマイズ性がすごい
・昔に比べてエラーやトラブルはほとんどない
・安い
【デメリット】
・ある程度の知識や情報収集が必要
・売却が難しい・・・二束三文になってしまうため、使い切りが前提
・デスクトップにした場合パーツ交換時に全パーツを捨てるわけにはいかず、新しく組みなおすためwinデスクトップ呪縛に陥る[/su_box]

昔はwinというと、エラーやトラブル、ドライバーの問題など、とにかくトラブルとの戦いでした。

現在はそのようなデメリットは解決されており、不便はほとんど感じません。

ただデメリットとしては、ある程度の知識が必要は必要になってくるのと、これは現代においてはmacでも同じですが、セキュリティー会社との契約は必須になってきます。

セキュリティーソフトの導入無しにwinを使うことはできないと考えておいた方がいいでしょう。

ノート派?!デスクトップ派?!

これも一昔前であればノート派が圧倒的に多かったと思います。

スティーブジョブズ率いるappleのMacbook Pro完成でもうノート一択みたいな世界観になっていた時期もありましたよね。

しかし、先ほどのドリキンさんの出張システムなどもそうですし、ノマドワーカーも滞在先で気軽にデスクトップを組んだり、ライブ配信の業者なども、現場にデスクトップPCを持って行くということも当たり前になってきました。

ノートPC=携帯、デスクトップPC=非携帯の時代ではなくなりました。

例えば、M.2にすべての作業環境を詰め込み、取り外して移動したりすればむしろデスクトップPCの方が、携帯性がいいという見方もできます。

それはあまりにも強引すぎるにゃ!

しっかりと地に足をつけたスタジオで作品を発信していくのであれば、デスクトップPCを組むことをおすすめします。

うまくレイアウトすれば、完全に隠してしまえるので見た目にもスタイリッシュなスタジオを構築することも可能。

いろんな場所で発信したい・・・方や、例えばフォトグラファーで世界を旅しながら作品を発信したい方などはもちろんノートPCでもいいかもしれません。

色の調整なども今は高品質なモバイルモニターも外付けすることができます。

選び方まとめ

ポイント

コスパと性能を第一に、音響環境も含めてスタジオ構築にも力を入れており、しっかりと長期的な視点で作品を発信、制作していくのであればあればwin デスクトップPCで決まり! すでに組み立ててあるものを購入するのもあり!

プラモデルよりも簡単とも言われる昨今の自作デスクトップ事情。

それでも組み立てが面倒な場合は、すでに組みあがっている物を購入し、自分でメンテナンスやアップグレードをしていくというのもありです。

現状だと、このデスクトップPC買えばライブ配信はもちろんのこと、4K編集も余裕で対応できます。

4K編集のマルチアングルもいけます!

同スペック帯でMacにすると・・・2倍?3倍?以上の価格に・・・になるんじゃないでしょうか?

ポイント

ノマドワーク中心で、エアビやホテル住まいなど、定住しないスタイルの方はwin ノートPC!

筆者がノートPCを買うならWindows版macとも言われることもある、Razer Blade!

winノート買うなら今はこれが結構人気です。

このスペックだと、ノートPCながら4K動画の編集でもばっちり対応。

同レベルのスペックでMacを買うとすれば倍近い価格になるのではないでしょうか?

・スマホは長い間iPhone、とにかくブランド重視!
おしゃれに同一ブランドで固めたい方はmacbook!
・新しいモデルやデザインをどんどん買い替えていきたい方(Macは売却時にも価格が下がりにくい)

Macはカスタマイズ性が低いから基本的に購入するときは一番最新ものもを選択するにゃ!