ピアノ教室選びに困っていませんか?

最近だとオンラインレッスンなども充実していて気軽にピアノや楽器のレッスンを受けることができます。

【本当は教えたくない!】あなたが今ピアノをはじめるべき5つの理由

全国展開している音楽教室でも地域の先生でもせっかくピアノを習うんだから教室選びで失敗したくないという方、ピアノ音響のプロフェッショナルスタジオKotaro Studioが最高のピアノ教室の選び方を伝授します。

最高のピアノ教室4つの条件

お子さんが通う場合、地域の個人経営のピアノ教室であっても、お子さん一人で通えるのか?もしくは送迎が必要なのか?

後者であればどうせ車出すなら選択の幅を広げてもいいかと思いますし、前者であればここで紹介する良いピアノ教室の条件を満たしていれば他は妥協できます。

1、先生の雰囲気

一番大切にしてください。

特にお子さんの場合、先生の雰囲気次第でやる気が大きく左右されます。

社会人の方であればなおさら、レッスンは楽しい時間にしたいですよね。

なぜか無駄に無愛想な先生もいますし、必要以上にスパルタな先生もいます。

ピアノの上達は本人のやる気に大きく左右されます。

ピアノ教室においての良い先生とは、決してピアノがめっちゃくちゃうまい先生ではありません。

本人のやる気を最大限引き出せる先生が良い先生になるわけです。

2、グランドピアノを使っている

オンラインレッスンでは電子ピアノでもOKです。

【最新版プロが厳選】プロピアニストが教える電子ピアノの選び方 “おすすめ3選”

ただし地域の個人経営のピアノ教室やレッスン室に通うタイプのピアノ教室の場合はグランドピアノが置いてあるというのは最低限の条件になります。

特にお子さんがレッスンに通う場合はピアノの上達ももちろんですが、体験と経験を学ぶわけです。

感受性が豊かな時期に本物の音、本物のアイテムを体験することに意味があります。

グランドピアノとアップライトピアノのではその構造自体がそもそも違ってきますので、アップライトピアノから習い始めてしまうと後々本格的にピアノの道に進むことになった時に奏法等を修正するのが大変。

注意してください。

3、蔵書を見る

楽譜の数。

これは結構ポイントになるので、体験レッスンや個人経営の先生のお宅にお邪魔したときは置いてある楽譜の数や種類をチェックしてください。

最低限先生のレパートリーの楽譜がずらりと並んでいるはずです。

4、レッスンに限り学歴も大事

通常音楽家に学歴は不要です。

演奏家にも学歴は不要です。

でもレッスンの先生となると学歴も大事になってきます。

その理由は、縦と横の繋がりにあります。

音楽の世界はこの縦と横の繋がりがとても深く、特に縦の繋がりはそれはそれは独特なものになります。

出身大学や、師事したお師匠様などはプロフィールに掲載されているかと思いますので、しっかりチェックしましょう。

必ず関連した繋がりがあるはずです。

もし本格的にピアノを続けることになった場合、しっかりした学歴や縦と横の繋がりを持っている先生は、生徒さんを “そういう道” に導くことができるルートを持っています。

そういうルートを持っていない先生だととんでもない才能を持っていたとしてもズルズルといつまでも同じレッスンを繰り返すだけ。

大学への推薦枠も・・・
私立の音大の場合は出身校であれば推薦状枠というものがあり、音大などに進学する場合にも非常に有利に働きます。

選んじゃダメな先生

最後は選んじゃダメな先生を紹介しましょう。

上の条件を満たしていれば最高ですが、こんな先生はダメをまとめてみます。

  1. 相場よりも極端に高いレッスン代を設定している。
  2. 自分のコンサートのチケットを買わせる。
  3. 初対面からタメ口。
  4. 人脈の話がやたらと多い。

自分のコンサートを紹介するだけじゃなくて、チケットを買わせてくる先生がいます。

生徒さんには買ってもらってるといって買わせてきます。

今は少なくなったでしょうが昭和時代は結構たくさんいました。

先生のライブパフォーマンスは是非拝見したいものですが、強制されるべきではありません。

また、初対面からタメ口な先生はそもそも音楽教室が接客業だという認識に欠けているため、レッスンの雰囲気は必然的に悪くなるでしょう。

特に注意したいのが『私の(僕の)友達の〇〇が・・・』とか、『僕の知り合いでね・・・』などの人脈の話が多い先生。

こちらから尋ねたり、話の流れでそういう話になることはあるにせよ、事あるごとに自分の人脈を披露する方がいらっしゃいます。

そういう方は実はお相手からは相手にされていなかったり、自分自身にとても自信がない方だったりします。

せっかく音楽を学ぶのですから、自己肯定感をしっかり上げてくれる、演奏技術もメンタル面もしっかり鍛えてくれる先生に学びたいですよね。

プロフィール

こうたろう
こうたろう
音大を卒業後ピアニストとして活動。
日本で活動後北欧スウェーデンへ。
アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。
帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。
独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。
タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。
2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。

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