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※この記事は2020年10月20日に更新されました。
タルムードの話は人の数だけ答えがあります。
正解は一つではありません。
ユダヤ式教育では、このお話を元に親子で議論するそうです。
みなさんも是非自分なりの解釈や考察を持って、自分だけのオリジナルタルムードとして編纂してみてください。
元のお話はラビ・M・トケイヤー氏の書籍から引用させていただいております。
【ユダヤ人の成功哲学】ユダヤに関するオススメ書籍9選 (サイト内記事)
感謝の気持ち

この世のいちばん最初の人間であるアダムは、パンを食べるために、どれだけのことをしなければならなかったか。
引用:ユダヤ五〇〇〇年の知恵
まず畑を耕して、種をまき、それを育て、刈り入れ、ひいて粉にしたり、こねたり、焼いたり、一五段階の過程をたどらなければならなかった。
いまはお金さえ出せば、パン屋に行ってでき上がったパンを買ってくることができる。
むかしは一人でやらなければならなかった一五段階の仕事を、多くの人がやっているのだから、パンを食べる時には、多くの人に感謝の気持ちを忘れてはならない。
いちばん初めのたった一人の人間は、自分の身にまとう服をつくるのに、たいへんな手数をかけた。
羊をつかまえ、大きくし、毛を刈り、織って、縫って着るまでにはずいぶん苦労があった。
いまはお金さえ出せば、洋服屋で好きな服を買うことができる。
むかしは一人でやらなければならなかった仕事を多くの他人がやってくれているのだから、服を着るときには、多くの人に感謝の気持ちを忘れてはいけない。
アナログもデジタルも同じ

パンや洋服はもちろん、住んでいる家や車などの移動手段、すべては先人たちのお陰で利用できています。
ユダヤ人の先人たちへの強いリスペクトを感じるエピソードとなっています。
プラットフォーム
Youtubeなどを始めとする各種発信プラットフォームも先人たちの努力の結晶で成立しています。
ブログを書くにしても、一人でゼロから構築するなんて不可能。
先人たちや、他の誰かが創り上げてきた技術の上に乗っからせて頂いています。
ついつい見落としがち
こういう感謝の気持ちはついつい見落としがちになってしまいます。
どの分野のどのカテゴリーにも当てはまるタルムードだと思います。
先人たちの努力に敬意を表しつつその歴史を有難く受け取れるように心がけたいと思います。
みなさんはどのように解釈しますか?