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※この記事は2020年9月9日に更新されました。
今年に入り、投資の神様とも言われるウォーレンバフェット氏が率いるバークシャーハサウェイが金鉱株に投資したことは大きな話題となりました。
FRBのゼロ金利政策や、量的緩和などの影響で、金の価格が高騰しています。
みなさんは金を持っていますか?
それとも金鉱株派ですか?
本日は、金鉱株派が注目しておきたい3つの金鉱株銘柄を見ていきたいと思います。
ちなみに金鉱株購入がウォーレンバフェット氏個人の判断かどうかはわかりませんが、同氏はかねてから「金は何も産み出さない」と言っていたおり、このご時世になっても金ではなく金鉱株というあたりが非常にバフェット氏らしい行動でした。
なぜ金鉱株なのか?!

金鉱業者は金を採掘していますが、金の価格が上がれば当然金鉱業者も儲かります。
つまり、金の価格と並行して金鉱株も上がっていくわけです。
ただ、ゴールドそのものとの最大の違いはやはり配当を産んでくれること。
金自体は鉱物であり、電気伝導率の良いただの石ころなんです。
当然配当もなければ他に使う余地もありませんから、バフェット氏の言っていた「金は何も産み出さない」という言葉通り、ついた値段の価値意外に存在価値はありません。
3つの注目金鉱株銘柄

Barrick Gold (NYSE: GOLD)
やはりバリックゴールドは外せないでしょうか。
バフェット氏率いるバークシャーハサウェイが投資先として選定した企業です。
5億6,200万ドルのバリック株を購入。(会社の発行済み株式の1.2%になります。)
ティッカーシンボルがGOLDとややこしいですが、分かりやすいシンボルですね。

こんな感じで現物の金と並べて見たりする場合はややこしいです。
本社はカナダのオンタリオ州トロント。
アルゼンチン、カナダ、チリ、コートジボワール、コンゴ民主共和国、ドミニカ共和国、マリ、パプアニューギニア、サウジアラビア、タンザニア、米国、ザンビアで採鉱しています。
Newmont (NYSE: NEM)
バリックゴールドと並んで巨大な金鉱銘柄と言えば1921年に設立されたアメリカ・コロラド州に本部を置くニューモント。
ネバダ、コロラド、オンタリオ、ケベック、メキシコ、ドミニカ共和国、オーストラリア、ガーナ、アルゼンチン、ペルー、スリナムの金鉱山を所有しています。
金の他にも銅、銀、亜鉛、鉛を採掘しています。
S&P500の中でも唯一の金鉱株企業です。
先述のバリックゴールドに敵対的買収を仕掛けられたことがあり、危うく買収されかけたことがありました。
Kirkland Lake Gold (NYSE: KL)
1988年設立。
トロントを拠点とするカナダの金鉱山会社です。
S&P / TSX 60指数(トロント証券取引所)銘柄になっています。
Kirkland Lakeは採掘コストの調整が柔軟で、負債が非常に少ない安定経営が売りとなっています。


バークシャーハサウェイが投資した先述のバリックゴールドはこちら
↓↓↓


まとめ
金鉱株は基本的にバイ&ホールド銘柄ではないため、本当にバフェット氏の判断なのかな?
と未だに半信半疑です。
採掘コストの調整さえしっかりやれば、金の価値が上がれば上がるほど利益が生まれるわけです。
基本的に中~長期銘柄となるわけで、個人的には利確タイミングが非常に難しく、積極的に買おうという気にはなりませんでした。
俗に言う「出口戦略」がめっちゃ難しいです。
みなさんは現物で金を買いますか?
それとも金鉱株に乗りますか?
それとも金関係はスルーですか?
・紹介銘柄への投資を推奨するものではありません。
・投資は自己責任です
・みなさんの参考になれば幸いです。
