服部 洸太郎 作品リスト
こんにちは!
元ピアニストで現在は音楽家のこうたろうです。
詳しい経歴に関してはご挨拶と自己紹介のページに遊びにきてくださいね。
ピアニスト音楽作品
2021年:”すべての制作工程を一人で担当”
02 Wayne Shorter “JUJU”
03 Thelonious Monk “Pannonica”
04 Bill Evans “Very Early”
05 Cry Me a River
06 Spring is here
07 Dear Old Stockholm
08 In a Sentimental Mood
09 I Got It Bad
10 Bye Bye Blackbird
11 UNFORGETTABLE
12 That Old Feeling
13 God Bless the Child
14 I’ve Never Been in Love Before
当時Kotaro Studioでは432hzの制作をはじめていたのもあり、ゆったりとした気分で聴いてもらいたく432hz調整のスローアレンジが軸になっています。
たくさんのジャズスタンダードナンバーを取り上げていますので、往年のアメリカ音楽が好きな方はお楽しみいただけるかと思います。
ピアノ音源はNative Instruments Noireを使用しており、演奏はもちろん、選曲、アレンジ、録音、マスタリング、映像ライティング、映像編集、カラーグレーディングまですべて一人で行いました。
2015年:”金田式DC録音システムの試作テスト”
ショップスのMK2やDPA2006のマイクカプセルを使用した金田式DCマイクの100m超えケーブルでの安定テストの際の音源です。
これらのシリーズの詳細は特集記事にてお届けしていますので、特にオーディオが好きな方や、マニアの方はKotaro Studioの録音コンテンツに対する考え方なども掲載していますのでこちらの記事も是非参考にしてください。
【金田式DCマイク】 ショップス MK2, DPA2006カプセルでテストレポート:マイクに対する考え方
フリーインプロソロのようにも聞こえるかもしれませんが、キングクリムゾンが好きな方はしっかりと音楽の流れとタイムライン、当時の空気感をコピーしたものであることが感じられるのではないでしょうか。
金田式DCマイクの試作機とキングクリムゾンのピアノソロカバーというかなりのマニア向け音源になります。
2014年:”日本庭園のようなジャズピアノトリオサウンド”
活動期間は1年ほどと短いですが、リズムセクションがベテランなだけに完成度が高まるまでに要した時間が短いということになります。
この期間のピアノトリオはすべて録音エンジニアの五島昭彦氏が収録。
西洋音楽の要素、大陸を渡りアメリカで成熟したジャズ、そして服部洸太郎が日本的な美しさと感じる『何もないことは、ただそこに在るということ』の融合をテーマにしています。
ジャポニスムを逆輸入した日本庭園のようなジャズピアノトリオサウンドに仕上げました。
ライブ収録は高橋一生さんと蒼井優さん主演の映画『スパイの妻』の舞台にもなった旧グッゲンハイム邸で行われました。
2014年:”ドイツの名門スタジオで制作”
ドイツ・ケルンの名門スタジオ「ロフト」でスタジオ収録された作品。(一部ライブ音源もあり)
インプロビバイザーであり、アフリカ古典音楽の研究家でもあるエイシェン・タングとKotaro Studioプロデューサーのこうたろうがタッグを組み制作されました。
NeumannやRMEなどドイツオーディオの最高峰を駆使して収録された音源です。
ドイツのケルンにある音楽スタジオ兼ライブハウス『Loft』。
ピアノは前作noumenonと同様スタイウェイのB型でした。
音響機器もRMEにノイマンとジャーマンサウンドを徹底追求したサウンドになっています。
現在もケルンの『Loft』では筆者の撮影した写真が使われています。
ケルンの名門スタジオロフト(現在もkotaroの写真が使われています。)
2013年:”こうたろうの処女アルバム”
通称アムズの森と呼ばれるピアノ業界では知る人ぞ知るピアノ工房アムズにて収録しました。
津山市の大自然の中にあり、音源の中にも小鳥たちが美しい鳴き声が収録されています。
それらの環境音はもちろん、B211の展示場の中の空間もそのまま感じ取れるよう徹底的に「ありのまま」の録音を心掛けました。
調律師:松岡 一夫によるピアノ調律もチームで徹底的にこだわり、合計5時間以上かけての調整を行っており、残響時間なども測定器で計測しコントロール。
ワシントン条約により現在では新規入手が不可能な象牙鍵盤のB型スタイウェイを使っており、ピアノサウンドの最高峰がここにあります。
録音エンジニアの五島昭彦がDPA4006だけを使用した究極のワンポイント録音。
Kotaro Studioのプロデューサーの服部洸太郎が作曲したモダンテイストのオリジナルピアノソロ作品。
2013年:”こうたろうのプログレッシブロック”
反戦と平和への想いを音楽にした作品で、04 Someday Somewhereでは実際の核警報の音をサンプリングして、反戦への強い想いを綴っています。
緻密に構成されたシンセサイザー作品として今なおコアなファンを惹き付けています。
録音エンジニアの五島昭彦氏によってDSD録音されたものをPCMに変換してマスタリング。
シンセサイザーとしてアウトプットする前にコンピューターにて緻密に定位を構成しており、DSDワンポイント収録ではありますが、当日はJBLの大型スピーカーから発せられた音は清野氏のギターと見事な融合を遂げており、9.1chで視聴してくださったオーディオマニアからも、『すごい音の世界、音が縦横無尽に飛びまくっています。逆相成分をしっかり捉えて後方にレイアウトしてますね。』との言葉をいただき、音響的にも大変面白い作品に仕上がっています。
マルチチャンネル視聴環境がある方はもちろん、音響にこだわっているかたもスピーカー位置を微調整しながら聞いていただくことで発生するシンセサイザーの位置が微妙に変わっていく様子を楽しめます。
02 Last way / 12:34~
03 55 days later / 17:43~
04 Someday Somewhere / 21:59~
05 Ancient world reborn / 34:21~
06 01010101 / 37:37
Guitar : Takumi Seino
Piano & Synth : Kotaro Hattori
2013 Kobe Big apple
Recording engineer : Akihiko Goto
DSD recording
2012年:”究極のDPAサウンド”
02 Tea for two / 10:55
03 Someone to Watch Over Me / 21:06
04 Goodbye Pork Pie Hat / 34:59
05 All the things you are / 45:48
06 Skylark / 55:10
Saxophone : Masahiro Yamamoto
Piano : Kotaro Hattori(Pleyel from 1907)
Contrabass : Yasutaka Yorozu
Recording engineer : Akihiko Goto
2012 : Kobe グッケンハイム邸
ベースに萬恭隆氏、アルトサキソフォーンに山本昌広氏、ピアノはこうたろうでライブ収録されました。
高橋一生さんと蒼井優さん主演の映画『スパイの妻』の舞台にもなった旧グッゲンハイム邸で収録しました。
洋館独特のサウンドは明治大正期の空気も感じられる独特な世界観になっています。
録音エンジニア作品
西洋古典室内楽作品
この日は教会での収録のため、思った以上に残響のコントロールが難しく、マイク位置を通常よりも低い位置で収録しています。
納品はKM184にて行いました。
KM184に関しては特集記事がありますので是非チェックしてください。
【NEUMANN KM 184】各マイク位置でのピアノ音源テストや比較なども!
西洋古典チェンバロ音源
MKE2などの他のマイクでも収録してみましたが、ここはやはりKM184が素晴らしい音響を収録してくれました。
チェンバロの場合は特にピーク値が決まっているため、どれも似たような録音になりがちなので、ここで録音エンジニアとしての個性を出すためにはワンポイント録音の最大の魅力である感情的な面をどう捉えるかがポイントになります。
この音源では非常に繊細な感情の変化を捉えることができました。
アルゼンチンタンゴ
南米ブエノスアイレスからメンバーを呼び、日本公演の最終日に収録。
美しく仕上がった楽曲と至高のアンサンブルが楽しめます。
録音はゼンハイザーのMKE2のステレオペアをメインマイクにし、WM-61Aのステレオペアでバイオリンを補助してミックスしています。
補助マイク共に無指向性マイクなので周波数特性の交差をしっかりと棲み分ける必要がありました。
二つとも無指向性を選んだ理由はバンドネオン自体の音が、コントラバスとバイオリンの倍音を相殺(ピッチの調整の都合上も含めて)する傾向があるため、芳醇な倍音を獲得するための選択でした。
青いタンゴ礁のレッスン&ワークショップでは私が録音エンジニアのコースを担当しています。
ピアノソロ録音
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