※この記事は2020年5月19日に更新されました。

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逃げるな!

立ち向かえ!

という風潮が当たり前だった昭和時代。

現代でもその名残がある業界もあるかもしれません。

しかし、令和の時代になった現代では「嫌な事、嫌な人、嫌な環境、嫌な仕事」からは「逃げる」ということが大切だと思います。

それは自身の精神衛生上の健康問題やさらには命にまで関わってくる重要な問題です。

本日はそんな「逃げろ!立ち向かうな!」という「嘘」についてそして、逃げることは恥でもなんでもないという点を考察してみたいと思います。

軍事訓練はなくならない

以前コラム記事でも紹介しましたが、軍事訓練の最も大きな名残と言えば組体操。

軍事訓練+洗脳教育=組体操

なんと令和元年2019年の段階でまだ多くのエリアで組体操が行われていました。

2020年から禁止にするエリアなども出てきて、かなり減っては来ていますが、まだまだ強制させられている子供たちは数多くいます。

例えば日本だと甲子園などもそうですが、軍事的な催し物が大好き。

そして、何故かそれに対して感動するという不思議な特性をもっています。

また、欧米などでは「軍」と言えば、特別な訓練を受けたプロの仕事という感覚ですが、日本は「国家総動員法」のDNAが受け継がれていて、すべての子供に組体操のような特殊な運動技術を求める傾向にあります。

国家総動員法
1938年(昭和13年)第1次近衛内閣によって第73帝国議会に提出され、制定された法律。 大東亜戦争(日中戦争)の長期化による総力戦の遂行のため国家のすべての人的・物的資源を政府が統制運用できる(総動員)旨を規定したもの。

引用:Wikipedia

当記事で取り上げた「逃げることは恥だ!敵に背を向けるな!逃げるな!立ち向かえ!」も完全に軍事訓練的な名残なので、拭い去りましょう。

どんなに困難な状況に陥っても決して逃げずに立ち向かう兵士が第二次世界大戦中の日本には必要だったにゃ!

本能に従うべき

危機や不快が迫った際にただちに「逃げる」というのは生物に備わった基本的な本能です。

世界的にも多くの人間は危機が迫ったり、不快が現れた際には逃げます。

動物などでも一目散に逃げます。

自身の健康と命を守るために。

逃げずに耐える・・・立ち向かうことが美徳であるという教育を受けた私たち日本人だけが耐えようとするのです。

ブラック企業などでもまさに同じこと。

どう考えても精神的に危機が迫っていたりしても、この軍事的価値観に縛られてただひたすら見えないゴールに向かって耐えてしまうのです。

耐えなくてもいい。

逃げればいいんです。

これは当たり前のことなのです。

筆者は昭和最期の生まれ世代ですが、義務教育期間中によく「目の前の嫌なことから逃げるな!」と言われ続けていたのを鮮明に覚えています。令和の時代にも同じようなことを言う教員っているのでしょうか・・・

他にもある軍事訓練の名残

これは本当に教育をディスっているわけではありません。

めんどくさいことには蓋をする、変えなくてよいものは変えないというのは日本らしい感覚であり、これはもちろん文化として良い面もあると個人的には思っています。

みなさんも当時の学校を想い出して懐かしみながら見ていってください。

クラス分け+班分け

1クラスだいたい30名~40名だったのを想い出しませんか?

さらにクラスの中でも4名~5名の班に分けられた記憶はありませんか?

これも軍隊式の小隊~分隊が名残なのが容易に想像できます。

遠足などの野外活動時は、「中隊」規模となる100名前後に分け、別のクラスの奴と一緒に行動させられたりした記憶はありませんか?

気をつけ!休め!前にならえ!

体育の時みっちり仕込まれませんでしたか?

今冷静に考えると恐ろしく意味不明ですよね。

体育は身体を動かす時間です。

クラスのリーダーの命令で動く「起立、きょうつけ、礼、着席」ももちろん、軍人としての行動であるのは明白ですよね。

ランドセル

小学校に入るとみんなが手にするランドセル。

なんの疑問も持たず・・・

男子は黒!
女子は赤!

と筆者の小学校時代は決まっていました。

しかしみなさんはランドセルの歴史を知っていましたか?

実はランドセルは、将兵の携行物を収納するための装備品として、オランダから輸入された背嚢(はいのう)というアイテムのオランダ語なんです。

明治時代以降、本格的な洋式軍隊として建軍された帝国陸軍においても、歩兵など徒歩本分者たる尉官准士官見習士官、および下士官以下用として革製の背嚢が採用された。

引用:Wikipedia

筆者の子供時代はランドセルを選択しないなんてありえない空気感が流れていましたし、そこに逆らう余地すらないという感じでした。

今でもこの軍事アイテムであるランドセル。

小学校入学と同時に強制されているのでしょうか?

学校の構造は=兵舎

日本の学校の作りは全国ほぼ同じ作りになっており、そのまま兵舎として機能します。

職員室は上官室、教室は兵隊&兵士の宿舎兼待機所&作戦の指示を受ける場所。

運動場や体育館は実践訓練場所。

そしてそれぞれの施設の使い方を徹底的に叩き込まれます。

特に上官室には軽々しく入ってはいけなかったりは徹底していましたよね。

昭和時代の日本の企業もそのまま訓練生を受け入れていたこともあり、兵舎のような作りになっていたのではないでしょうか?

昭和の会社と言えば「釣りバカ日誌」の鈴木建設のような印象です。

あれはもう完全に兵舎式です。

軍の兵舎が軸となっていたので、現代のGAFAMのようなオフィスは想像もできなかったわけです。

GAFAMとは・・・
ビッグテックなどは、IT業界において巨大で支配的・独占的な企業群を指すために2010年台より報道などで使用されている用語。
GAFAはGoogle・Amazon・Facebook・Appleの4社を指し、GAFAMは更にMicrosoftを含む5社を指す。

引用:Wikipedia

現代の日本だとGAFAMスタイルのオフィスも増えてきているのかもしれません。

こうやって全体的に見渡してみると「逃げずに立ち向かわさせる」のも軍事教育の一環であることが見えてくると思います。

嫌な事、危険なこと、精神衛生上よくない状況や環境からは逃げ出しましょう。

まとめ:逃げるは恥ですらない

生き物らしく、人間らしく生きましょう。

我慢する必要はありません。

令和の時代になりました。

そろそろ私たちは国家総動員法から解放されてもいいのではないでしょうか?

辛かったら今すぐ逃げ出してください。

安全な場所に避難してください。

上司や先輩から「お前逃げるのか!!!!!」と罵られても堂々と「YES」と答えて逃げましょう。

みなさんの参考になれば幸いです。

最後に、ダウンタウンの浜ちゃんの出身校で、今や伝説的存在となった日生学園の様子をYoutubeで見ることができるのでご紹介したいと思います。

これ、軍事施設じゃなくて、普通の高校なんです。