【最高クオリティー版】演奏動画の配信やオンラインレッスンを始める方法【機材準備編】

※この記事は2020年4月18日に更新されました。

[su_box title=”この記事がオススメな人” box_color=”#21ddff”]・ピアノや楽器などを個人レッスンしている方(本業向け)
・昨今急激に加速するリモートワーク化を進めたい方(オンラインレッスンの導入)
・本格的なホームスタジオを構築したい方。
・セルフプロデュースでしっかりと独立して作品制作を進めていきたい方。[/su_box]

[su_box title=”この記事に向いていない方” box_color=”#ff2127″]・今後もオフラインでの活動を徹底していきたい方。
・潤沢な資金があり、ホームスタジオや、オンラインレッスンの準備などは業者に任せられる方。 [/su_box]

本日は2020年から急激に増加しつつある、オンラインレッスンやリモートワーク、ライブ配信やMVの制作などに音楽教室の先生やミュージシャンが対応していくための技術的な情報を専門のの音響スタジオ、専門の映像制作チームを経験してきた現役音響エンジニアの筆者がまとめてみました。

音楽教師やミュージシャンの方は是非この機会にオンラインレッスンや音楽映像コンテンツ制作のためのスタジオ構築を検討してみてましょう。

音楽は副業の方だと、現在ではiPhoneやipad proなどの簡易的に高品質なカメラやマイクが搭載されたデバイスが多く発売されており、5Gも今後益々普及してくるとみられているため、副業や不定期でのオンラインレッスンなどには充分対応可能かと思います。

→副業や不定期でいいので、もう少し予算を抑えたシステムがいい方はこちら

この記事は本業で音楽講師、音楽教師をしている方や、この先も教育者として最高品質の指導を行っていきたい方、自身でアルバム制作やセルフプロデュースなど積極的に独立していきたい方、オンラインレッスンのスクールを開校したい方向けのシステム構築です。

【注意】

機材には安い物から高いものまでまさしくピンからキリまであります。 すべてを紹介しているとキリがないので、今回の記事では「最低限必要なレベル」~「これがあればめっちゃいい」などのかなり幅のある紹介をしています。 その他の選択肢については個別の記事で案内しています。

→【音響機器・映像機器】お値段高すぎない?と感じた時の思考法

最低限準備するもの

本日の記事は準備編ということで、オンラインレッスンを開業するために最低限必要な準備を進めていきましょう。

[su_box title=”準備するものリスト” box_color=”#21bbff”]1、ちゃんとしたパソコン
2、あなたの楽器
3、オーディオインターフェイス
4、マイクロフォン
5、ウェブカメラ
6、生徒さんの環境サポート [/su_box]

初めての言葉や聞きなれないものもあるかもしれませんが、大丈夫です!

みなさんの未来のために焦らずゆっくり、着実に一緒に準備していきましょう。

1、ちゃんとしたパソコン

リモートワークが主流となる現代において、設備投資はここに全力投資するべきです。

生活のすべて、仕事のすべてがすでにここに集約される時代になっています。

中華製の中途半端なノートパソコンや、あと一息の価格でケチってしまうことのないようにしましょう。

スマホやタブレットで生きていける・・・のはレッスンの生徒さんや、アプリを購入したりする受け取り手側です。

オンラインレッスンの先生や、音楽家の方は発信側。

コンテンツを制作する側であるという自覚をもってしっかりと準備しましょう。

ここの要の部分がしっかりしていると、後々生徒さんや視聴者さんへの品質のよいコンテンツを届けることに繋がります。

また、WiFi接続が当たり前になっている現代ですが、オンラインレッスンや生配信系の発信者の場合、有線接続は常識となっています。

→インターネットの速度測定(外部サイト~安全)

こちらの速度測定で、GOボタンを押して、測定してみましょう。

両方50Mbpsを下回っている場合は大幅な改善が必要です。

プロのコンテンツ発信者として高品質なコンテンツを提供するためには必ず有線接続でスタジオ構築していきましょう。

【最低限必要】

ここは常に最高の選択肢一択です。 PCほど中途半端を買ってはいけない設備はありません。 中途半端なものを買うと、動作が遅い、処理が遅い、なども重なり、大量の生産時間を奪われてしまいます。

自作のデスクトップPCなども昔と違い、現在ではプラモデルよりも簡単と言われるほど、作りやすくなっています。

→音楽家のリモートワーク:右脳で考えるPCの選び方

2、あなたの楽器

もちろん生楽器が中心になってくると思いますが、ピアノの場合特にマイク調整はプロの録音エンジニアでも非常に悩むケースが多く、難しいです。

ピアノのマイク調整はある程度のマニュアルがありますので、当サイトで是非マスターしてみてください。

→マイキングを覚えたい方!(準備中)

【最低限必要】

生ピアノは重いです。 レンタルを検討してみるといいかもしれません。 最近はサブスクリプションのピアノレンタルサービスも始まっています。

【これがあればめっちゃいい】
→もちろん良いものがあれば、そのまま自宅スタジオでアルバム制作や、生ライブなどもできてしまいます。

→ピアノ工房アムズ

こちらの岡山県津山市にあるピアノ工房アムズさんは、筆者と親交の深い業者さんです。

ピアノのレンタルから、最高品質のピアノまで対応可能です。

ドイツで調律をしっかり仕込まれた腕の立つ調律師が社長をしています。

また、アムズの松岡社長は全国各地のピアノ業界へかなり幅広い顔を持っていますので、相談すればかなりの掘り出し物を見つけてきてくれたりもします。

「こうたろう」のサイトから来たと一言添えてみると、好待遇が期待できるかも?!

3、オーディオインターフェイス

これが音を決める重要な部分になってきます。

【最低限必要な機材】

これ結構いいです。

筆者もレビュー記事を書いています。

→U-44レビュー記事~音源アリ

【これがあればめっちゃいい】

世界最高クラスを目指すならこれ。

世界のトップスタジオでも採用されています。

ただし、個人のオンラインレッスン用途だとオーバースペックかもしれませんし、相応のマイクロフォンも必要になってきます。

このオーディオインターフェイスを使いこなせるようになっているということは、専門業者並みのオーディオ知識があるということです。

今後は、録音・編集・MVの制作、すべての作業を音楽家が一人で担っていかなければいけない時代に突入しています。

オンラインレッスンのスタジオで自身の音楽作品の制作や、ライブ配信まで総合的なコンテンツ制作をイメージしているかたは導入を検討してもいいですね。

今後すべての音楽家がオーディオ専門業者並みの知識と技術が必要になってきます。

これ持ってると、オーディオ専門業者からも「おっ、、、?すごいの持ってるやん」と一目置かれますよ。

→MIDIプログラムもする方はこれ一択になってしまう。

MIDIのリアルタイム入力をするならこれで決まりです。

プロレベルの演奏スキルでもほとんど遅延を感じることなく入力できてしまいます。

音も現在のZOOMのような透明感こそないものの、現在へと繋がるZOOMらしい素直な音で好感触です。

MIDI入力をしない方も価格帯的にはUAC-2はおススメです。

ただし、先述のU-44の方がデジタルインがついていたりと、拡張性の高さや、ヘッドホンアンプの品質などは上になってきますのでベストでしょう。

→モニターヘッドホンはおすすめが1つしかない件

[su_box title=”正直なはなし・・・” box_color=”#f8ff21″]メーカーの方が見ていたら真摯に受け止めて開発に取り組んでいただきたい。 正直な話、「STEINBERG 」「YAMAHA」製のオーディオインターフェイスは絶対にやめましょう。[/su_box]

筆者は経験上、録音現場も含めてかなりの数のオーディオインターフェイスやレコーダーを聞いてきました。

STEINBERG社にいたっては、ソフトウェアのメーカーであり、業界必須レベルの最高クオリティーのソフトウェアをリリースしていますが、ハードに関してはさっぱりです。

4、マイクロフォン

こちらの音を決める重要な部分であることには変わり在りません。

マイクロフォンは指向性マイクと、無指向性マイクの二種類あります。

用途によって使い分けしていきます。

マイクロフォンの音確認などは当ブログでも掲載していますので、興味のある方はマイクロフォンの違いによってどれくらいピアノの音が変わってくるのか聴いてみてください。

→録音技術のカテゴリー

→マイクの種類と楽器別の選び方

マイクロフォンはカメラでいうところのレンズです。

ここもケチってしまったら終了です・・・

せっかくPCやオーディオインターフェイスに設備投資してもすべて無駄になってしまいます。

筆者は市販品だとSennheiser MKE2が個人的には好みです。

個人的な見解ですが、このマイクを基準に下か上かといつも人におすすめしています。

→Sennheiser MKE2 音質チェック

この辺りは楽器別にオススメの機材選びの記事を更新していきますので、チェックしてみてください!

→【リモートワーク:ピアニスト編】【カメラとマイクの選び方】

→【リモートワーク:弦楽器奏者編】【カメラとマイクの選び方】

5、カメラ

オンラインレッスンの場合だとある程度(1080pあたり)のスペックのウェブカメラで充分だと思います。

ただし、演奏動画の配信や、ライブ配信、MVの制作などもしていくとなると、しっかりとカメラや映像の知識も必要になってきます。

さらにこの分野は照明も覚えなければいけません。

正しくライトセッティングをし、明るい映像を作らなければいけません。

このあたりの専門知識も音楽家個人で一昔前の専門業者並みに覚えなければいけない時代になりました。

最初は大変ですが、覚えるしかないのでゆっくり着実に進めていきましょう。

→【リモートワーク:ピアニスト編】【カメラとマイクの選び方】

→【リモートワーク:弦楽器奏者編】【カメラとマイクの選び方】

さらに、これらのしっかりとしたカメラを配信レッスンなどで使用する場合は、一眼レフをウェブカメラとして認識させる必要があります。

そのために下記のアイテムはかなり強い味方になってくれます。

世界的に超大人気の商品です。

→Blackmagic Design ATEM Mini

6、生徒さんの環境サポート

冒頭でも書きましたが、受け取り手側、つまり生徒さんの環境はスマートフォンやタブレットです。

当然、スマートフォンやタブレットで最適化されたコンテンツでなければいけません。

そのため、音声編集や動画編集などもそれらデバイスに合わせて調整していく必要があります。

また、オンラインレッスンの場合、何か通信のトラブルがあった際、生徒さん(お客さん)はトラブルの原因特定はできません。

なので、先生側がしっかりと原因を特定し、通信環境の最適化を指示してあげる必要があります。

先生側の通信速度が上り20Mbpsしかなかったりすると、どうにもならないですよね。。。

まとめ

今回は機材準備編ということで、今後しっかりと音楽制作していくためのスタジオ構築に必要な機材を紹介しました。

各機材の詳細はそれぞれ個別の記事でチェックしてみてください。

次回は実践編ということで、編集に必要なソフトウェアなどについて進めていきましょう。

→【動画編集に必須】おすすめオーディオプラグイン3本柱

→プラグイン(plug-in)とは・・・?

Arduino IDEのスケッチ例【HelloServer】を使ってみる
【超簡単版】演奏動画の配信やオンラインレッスンを始める方法