※この記事は2020年3月31日に更新されました。

ドルコスト平均法で10年間アメリカ株に投資するチャレンジをやっています。

ではドルコスト平均法とは一体どんな手法なのでしょうか?

一緒に勉強していきましょう。

ローリスク+長期投資向き

株式や投資信託などの購入手法の一つで、別名定期購入法とも呼ばれています。

ちなみにドルを使うアメリカでの呼び名であり、ポンドを使うイギリスでは、ポンドコスト平均法とも呼ばれています。

金融商品を購入する場合、一回で購入せずに、投資資金を分割し均等額ずつ定期的に継続して投資する方法です。

例えば年間120万円(NISAなど)の投資資金がある場合に、一回の購入で120万円分の株式を買わずに、毎月10万を一年間続ける手法です。

まさに長い年月をかけて育てていく鍾乳洞的な手法と言えるでしょうか。

購入資金の調整や、購入時期なども予め決めてしまうので、チャートの上下に振り回されることはありません。

メリットとデメリット

当然投資ですから、リスクもありますし、デメリットもあります。

3つのメリット

1、毎日チャートに振り回されずに済む。
→筆者がFXからアメリカ株に鞍替えした最も大きな理由の一つです。
毎日マネーゲームの奴隷としてチャートに振り回されて一喜一憂していては生活の質は低下し、なんのための人生かわからなくなります。
投資はマネーゲーム。
傍観者としても楽しまなければいけません。

2、初期投資費用を抑えられる。
→余裕資金が少なくても始められる。
毎月1万円ドルコスト平均法で購入しても10年では120万円になります。
投資を始めるぞ~!
と意気込んでいてもまとまった余裕資金がなければ始められないとなれば意気消沈してしまいますよね!

3、高値掴みを避けられる。
→投資の格言としてよく言われるのが「頭と尻尾はくれてやれ」です。
安く買って高く売る。
これはもう原理原則ではあります。
しかし、最安値で買って、最高値で売れるなんて美味しい話はまぐれに近い現象であり、少なくとも個人投資家の域では奇跡同然。
重要なのは頭で買ってしまわないようにすること。
ドルコスト平均法では、全体を通した平均値でポジションを取れるので、最高値で買ってしまうというリスクを避けることができます。
一方向だけに動き続ける相場はありません。
長期的な視点で平均値購入ができる点がメリットになります。

3つのデメリット

1、完全にルール任せにやり続けると、下落相場に捕まってしまう。
→企業の業績や経済状況などを全く無視して投資して良いのか?と錯覚してしまいます。
決してそんなことはありません。
50年先も欲しい商品、欲しい株か?
そして、その商品50年先も買えるか(企業が存続できているか)を財務諸表などでしっかりと見極めましょう。
修復不能なレベルで業績不振の場合は損切するべきです。

2、非常に強い忍耐力を強いられる。
→これは投資のメンタルを鍛えるためのメリットとも言えるかもしれません。
待つは仁、向かうは勇、利乗せは智の徳という格言があります。
投資とはすなわち待つことなのです。
短期決戦や、すぐに利益が欲しい人には向いていません。

待つは仁、向かうは勇、利乗せは智の徳
江戸時代の米相場師である牛田権三郎の「三猿金泉秘録」の中にある言葉です。
「高きをばせかず、急がず待つは仁、向かうは勇、利乗せは智の徳」です。
待つこと、勇気を持って買うこと、利益を伸ばすことという相場で儲けるために大事なことがうまくまとめられている格言です。

筆者の大好きな武将:武田信玄のシンボル「風林火山」も同じような格言になるのかもしれませんね。

3、手数料などが重くのしかかる・・・
→お金を動かすには何かと手数料がかかります。
また、筆者が選択したアメリカ株の場合は、資金を一度ドルに換えなければいけません。
できるだけいいレートで換えたいですよね。
しかし時期によっては、超円安で買えなければならない可能性もでてくるため、毎月交換していると、レートや手数料でボディーブローのようにじわじわとダメージが積み重なります。

まとめ

向いている人

・長期戦覚悟でじっくり構えて待っていられる人。
・注目の企業の成長を共に楽しめる人。

向いていない人

・短期で利益を上げたい人。

やはり短期決戦派の人はハイリターンではありますが、同時にハイリスクでもあります。

レバレッジのかかるトレードは短期で利益を上げやすいですが、経験上あまりおすすめできません。

みなさんの参考になれば幸いです。