Dead cat bounce に注意!意味は?!

※この記事は2020年9月10日に更新されました。

「高いところから落とせば、死んだ猫でも跳ね返る」

という怖い意味を含ませていますが、ウォール街で使われ始めた言葉です。

ポイント

大幅下落後又は大幅下落が続いている中での小幅回復を指しています。

起源は35年前

1985年シンガポールとマレーシアにおいて株価が持続的下落の合間、一時的に回復した際に使われはじめたと言われています。

当時フィナンシャル・タイムズが、株価は「デッド・キャット・バウンス」であると報道しました。

多分この言葉の名づけ親は猫が極端に嫌いなタイプだったんでしょうね。

何故起こるのか?

なぜこういった現象が起こるのか考えてみましょう。

1、まず大きな理由の一つが空売り勢の利益確定買い。

これは非常に大きなポイントだと思います。

下落局面になると、どんな局面でも必ず利益を上げなければいけないヘッジファンドやデイトレーダーたちが挙って空売りを入れます。

基本的に下落相場はジェットコースターのように売りが売りを呼び、売られまくっていきますから、ジェットコースターが一旦地面付近まで行くと利確してふわっと上がるというわけです。

2、現物買いの損切

プロのヘッジファンドたちが利確したタイミングで個人投資家を中心とした現物買い勢が損切りを入れます。

一旦地面付近まで落ちたのを経験していますから、地面付近までよりはましだと考え少ないより少ない損失で損切りをしようと考えるわけです。

それがバウンス後の下落の要因になります。

3、現物買いの損切勢の波に乗る空売り勢

これでまた下落へと進むわけです。

まさにジェットコースター

下落トレンドはまさにジェットコースターと同じ。

じわじわと天井まで上がり、一気に地面に向けて急降下。

その後バウンスしながら、波に乗りながらふわっと上がり、横横で流れながらふわっと上がり、落ちていきます。

最終ポイントはもちろん搭乗地点となりますから、上か?下か?といえば下ですよね。

この搭乗地点、着地地点まではしっかりと待たなければいけません。

それがDead cat bounce「デッド・キャット・バウンス」の格言をうまく表しています。

2020年のコロナショックでも

これはQQQのチャートですが、コロナショックでもしっかりとバウンスしているのが見て取れます。

2020年2月29日にバウンスが始まり、本格的な下落が始まったのが3月6日から。

かなり時間があいてますね。

デッド・キャット・バウンス現象をしっかりと理解し、上手にジェットコースターを楽しみましょう。