バンドネオン奏者 RobertoÁlvarezによるColor Tango Orchestraは、1990年以来、タンゴシーンにおいて重要なオルケスタの1つです。
創業以来、途切れることなく、世界中で最も重要なタンゴショーやフェスティバルに出演し、また数多くの賞を受賞しています。
主なレパートリー

レパートリーは、ロベルト・アルバレス自身の作曲と編曲を中心とし、巨匠オスバルド・プグリーセの曲などで構成されています。
ロベルト・アルバレスは巨匠プグリエーセ楽団で長年第一バンドネオン奏者を務めたプグリエーセの正当な後継者です。
リリースされた11作のColor Tango CDは、世界中のすべてのミロンガで聴かれ、踊られています。
北米、ヨーロッパ、アジアの国々で特別版も作られています。
世界的トップダンサーたちが、数多くのショーのためにコロールタンゴの音楽に振り付をしショーを構成しています。
ロベルト・アルバレス
1940年5月7日、ブエノスアイレス州チャカブコで生まれました。
彼は8歳から、音楽理論の勉強をHéctor Marseletti(エクトル・マルセレッティ)と始めます。
14歳の時、師匠のオーケストラにバンドネオンの一人として加わります。
1965年から1975年の10年間、彼はチャカブコで自身のトリオを結成し(バンドネオン、ピアノ、コントラバス)、活動していました。
1978年には、巨匠オスバルド・プグリエーセからオーケストラのメンバーとして迎え入れられます。
1984年からオーケストラを去るまで、彼は第一ソロバンドネオンのポジションを保持し、25曲のオーケストラアレンジをし、プグリエーセは自身の楽団レパートリーとして取り入れています。
また、アルバレス自身が作曲した楽曲もプグリエーセ楽団でいくつか採用されています。
そのひとつ「Chacabuqueando チャカブケアンド」は、初演から大成功を収めることになります。
その他に“Maypa”, “Sigo aquí”, “Pilo”, “A Quinquela Martín”, “Contorneando”, “Tango a Pugliese”, なども非常に有名です。
アルバレスは数え切れないほどのツアーをし世界中を飛び回って活動してきました。
アメリカ、日本、中国、ヨーロッパのすべてや中南米全域を回っています。
1989年に現在でも続く「コロールタンゴ」を結成。
自分自身の培ってきた楽曲と、プグリエーセスタイルを編曲に存分に盛り込み、現在まで演奏を続けています。
彼は絶えず断言しています。
“Viví pendiente de la orquesta de Osvaldo durante los once años que estuve en ella y la camiseta de su estilo la seguiré teniendo puesta con Color Tango hasta el fin de mis días”
Roberto Álvarez
「プグリエーセのオーケストラにいた11年間、いつもそのオーケストラのスタイルに注意深く、忠実に生きていた。彼のスタイルのシャツは、私の最期の日までコロール・タンゴが着続ける」
コロールタンゴの名作
Kotaro Marks制作のタンゴ作品にゲスト出演
巨匠ロベルト・アルバレスはPinocoa制作のタンゴ作品にゲスト出演してくれています。
ちなみにこちらの映像は同バンドでのゲスト出演なしの演奏です。