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※この記事は2020年3月7日に更新されました。
中米では特に注意して使いたい単語「Capa」についてお届けしたいと思います。
中南米に観光する際などに読んでみてください。
取り扱い注意 Capo (カポ)

Capoは直訳すると「頭」とか「トップ」や「ヘッド」などの意味になります。
しかし、各エリアによってそのニュアンスが違ってきます。
Capoは元々イタリア語が語源。
直訳では頭とか、トップの意味ですが、ニュアンスとしては、「マフィア組織のリーダーまたは犯罪者の一団のトップ」という意味になります。
日本語の感覚で言えば、「組長」とか、「族長?」などでしょうか。
マフィア組織のボスと言えば、アル・カポネが思い浮かびますよね。
名前は関係ありそうですが、特にそれらに触れている資料は見つかりませんでした。
中米では特に注意
「マフィア組織のリーダーまたは犯罪者の一団のトップ」 という意味がありますから、使い方によっては、相手に不快な想いをさせてしまうかもしれません。
目上の人を褒めるつもりで「capo」という言葉を使うと、少し違和感が残ってしまうことも・・・
それで相手が怒りだす!なんてことはないでしょうが・・・仮に初めましてのスペイン語圏の人に
「こんにちは!組長!」
って挨拶されたら、怒ったりはしないけど、「いやいや、ちょっとそれ治しておいた方が・・・いいかもよ??」って伝えたくなりますよね。
ところ変わってアルゼンチンでは・・・

ところが、南米のアルゼンチンでは同じ「capo」でも少しニュアンスが違ってくるようです。
意味はそのまま、「頭」とか、「トップ」とかで変化はないのですが、ニュアンスとして、
優れた人・偉い人・一番
などのニュアンスで使われるそうです。
確かに、マフィアのトップは偉い人で一番の人ですね。
中米では少し警戒される言葉ですが、アルゼンチンでは誉め言葉として使われるそうです。
例えば・・・
- 経済学のカポ
- タンゴピアノのカポ
- 投資のカポ
などなど。
日本語のニュアンスでいうところの、重鎮とか、神様(GODではない)などのニュアンスでしょうか?
漫画の神様:手塚治虫も、漫画のカポと言って通じます。
このように、中米と南米では同じカポでも持っているニュアンスが違うため、使い方に注意しましょう!
みなさんの参考になれば幸いです。