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※この記事は2020年10月12日に更新されました。
ウォーレンバフェット氏率いるバークシャーハサウェイのポートフォリオは一般に公開されています。
と言いますのも、このくらいの規模になると SEC(米証券取引委員会)へ保有銘柄を報告する義務があるためです。
そのため、2020年のコロナパンデミックでは航空株を手放した!とか、日本の商社を購入!とか、バリックゴールドを購入!とかいちいちニュースになっていたわけです。
他にもバフェット氏ファンクラブと言っても過言ではないバークシャーハサウェイの株主総会などでも保有株について語られていますから、広く一般に広まっていくわけです。
そんな本日はウォーレンバフェット氏率いるバークシャーハサウェイがそのポートフォリオの実に78%を占めるバフェット銘柄について見ていきましょう。
もちろん、「投資は自己責任」です。
バフェット氏が買っているから儲かる!
ことなんてありえません。
バフェット氏だって過去に何度も失敗していますし、もちろん航空株や銀行株だって損切りなんです。
銘柄選定の参考にしていきましょう。
さて、株の世界にタラレバは厳禁。。。
しかし、よくあるタラレバ話を一つだけ紹介。
もし、1965年にバークシャーハサウェイの株を100ドル購入していたら・・・2,744,062%の利益になり、実に270万ドル以上の価値になっています。
1、Apple (NASDAQ: AAPL)

0.7%の配当率もその成長率を考えると高すぎるほど。
紆余曲折ありましたが、コンピューターの世界では確固たる地位を築き上げました。
バフェット氏の全銘柄の45%がappleで占められています。
appleと共に・・・といっても過言ではないほどの投資ですね。
みなさんはmac派ですか? win派ですか?

2、Bank of America (NYSE: BAC)

米国は少なくとも2023年までは金利をゼロで政策を行うと発表しています。
バークシャーハサウェイはこの政策の流れを見て、ウェルスファーゴなどの銀行株を手放し、5億6,200万ドルのバリック株(会社の発行済み株式の1.2%になります。)を購入したりしています。
バンクオブアメリカはバフェット銘柄銀行株となりました。
2023年以降、再び政策金利が上がることを見越しての長期保有なのでしょうか。
3、コカ・コーラ (NYSE: KO)

バークシャーハサウェイの中でも最も長期保有銘柄となります。
実に32年も保有し続けている銘柄です。
ちなみに32年前の株価は平均して2~3ドルとなっています。
50年後も欲しいと思う株を購入するべきだというバフェット氏の名言がある通り、18年後も保有しているかもしれませんね。
それにしても1998年に暴騰し41ドルを超えていますがこの時点でも売らないというのはさすが「バイ&ホールド」のポリシーは伊達じゃないですね!

4、American Express (NYSE: AXP)

クレジットカード会社と言えば、ビザやマスターカードなどのブランドがありますが、アメリカではアメリカンエキスプレス通称アメックスも人気ブランドの一つです。
5、クラフト・ハインツ (NASDAQ: KHC)

バークシャー・ハサウェイと3Gキャピタルで計77%の株式を保有しています。
詳細な割合はわかりませんが、もうバフェットさんの店みたいな感覚でしょうか。
日本でもクラフトハインツの商品はよくスーパーで見かけますよね。

まとめ
もちろんバフェット氏が買いを入れた時点での判断であり、投資戦略は千差万別です。
ただ真似をするだけでは出口戦略もわかりませんし、どうしようもなくなってしまいます。
しっかりと勉強し自身の判断で投資していきましょう。
・当銘柄への投資を推奨するものではありません。
・必ずしも筆者が保有している個別銘柄というわけではありません。
・投資は自己責任、みなさんの参考になれば幸いです。
