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※この記事は2020年11月8日に更新されました。
本日は大切な本を守るための補強方法を紹介したいと思います。
考えられる方法は大きく分けて2種類あります。
・ブックカバーを付ける。
・補強シートを貼る。
ブックカバーはデニム製や革製、布製など様々ですが、持ってる本全てにブックカバーを付けると言うのは現実的ではありません。
やはり安くても千円以上~革製の良いモノになると数万円などという商品もあるほどです。
また、革製は経年と共に味わいが出てくるのが特徴ですが、メンテナンスコストがかかることと、水に極端に弱いという点、また重量があるという点から筆者は個人的にはあまり気が進みませんでした。
補強シートに関しては様々な種類がありますが、先人たちのレビューを参考にまずは一種類試してみました。
まずは一種類のつもりでしたが、おそらくリピートするほど使いやすかったのでシェアしたいと思います。
【まずは本を読むこと】ユダヤ人はどれほど本を大切にしているのか? (サイト内記事)

フィルムルックス カバーフィルム
- 【本体サイズ】25cm×37cm
- 【仕様】透明度・光沢度No.1(当社比)
- 【サイズ】幅25cm×37cm/フィルム厚:70ミクロン
- 【タイプ】すぐに使えるカット済みシートタイプ(10枚入)
- 【使用用途】本やノートなどの表紙の保護・補強、楽譜・地図・ポスター・メニューなどの補強、写真などの退色・滲み防止、お店のPOP製作
- 公共図書館採用品
というもの。
レビューがすごくよかったのでいろいろ調べてみて、使ってみました。
3つのおすすめポイント
- 安い
- 綺麗に貼れる
- 厚みがあり耐久性が期待できる
これらがざっくりとした良かった点でした。
【要チェック】このシートに適した本

商品の説明欄にも記載されていますが、基本的に何度も何度も開くような本に最適です。
使用頻度の高い本、教科書・子供の絵本・料理レシピなど。
水や油に強いので水に濡れやすい本や、汚れやすい本の保護・補強に最適です。
ベストな使い方は貴重な中古本
現在ではなかなか手に入りにくい貴重な中古本などは状態が危ないモノも少なくありません。
特に流行ものではない場合などはこの先もその価値はずっと変わりませんから少しでも状態よく保存しておきたいもの。
ちなみに文庫本サイズはこちら
↓↓↓
さらに教科書などは最高に便利です。
どうしても何度も何度も開いたり閉じたりするので劣化も早くなりますが、こちらのシートで補強していると安心して使えます。
筆者はプログラミング関係の書籍を補強してみました。
【要チェック】このシートには不向きな本

しっかりコーティングされたハードカバーの本や、ハードカバーそのものの質感を重視して創られた本などは向いていません。
やはり教科書など以外の愛読書はそんなに毎日毎日開閉を繰り返すものではありませんし、そういった質感を大切に創られた本は劣化も考慮して創られていますので、紙そのものの経年劣化を楽しみたいですね。
注意
注意したい点は貼りなおしは利かない点。
貼ってしまったらもう最後、なので慎重に貼りましょう。
また、1枚か2枚はどんな感触なのか練習用として剥がしてみて、シュミレーションしてから本番を迎えるといいと思います。
一枚勿体ないですが、大切な本を綺麗に保つためにはいい勉強代だと思います。
一緒にあると良いモノ
カッターナイフ
ものさし
一点後悔していることはカッターナイフが必須だったこと。
筆者は何冊か貼って、カッターナイフを購入しました。
ものさしも必須です。
器用な方は手だけでもできると思いますが、ものさしがあった方が失敗は少ないと感じました。
カッターマット
冊数の多い方や、今後も文庫本や教科書が増えていくだろうというかたは一枚あったら便利に使えると思います。
まとめ&追記
- 状態のあまり良くない中古の本の補強
- 教科書や料理のレシピなど開閉の多い本
- アウトドアに読書を楽しみたい方
- 地球の歩き方など旅で使う本
などには最適です。
シュミレーションをして、丁寧にやれば誰でもきれいに貼れると思います。
本の補強方法を探している方は是非一度試してみてください。
追記 2020-11-21
この補強シートの大型版(ロール状になっているもの)も買ってみました。
このようにロールになっているタイプ。
大きなサイズの本や辞典などに便利ですが、ロールの癖を戻すのに一苦労かかりますし、綺麗に癖を戻すのはかなりコツがいるようです。
大型サイズ版は大切な辞典などには失敗のリスクが高いので慎重に検討するか見送った方が良さそう。。。
筆者はシート版は今後もリピートですが、大型版(ロール状)はリピートなしです。
みなさんの参考になれば幸いです。