「音楽する」は脳に効く 弾く・聴く・歌うで一生アタマは進化する

「音楽する」は脳に効く?
第1章  演奏中は脳ですごいことが起きている  金丸和富(医師)
第2章 「聴く力」が子どもの脳を開発する  加藤俊徳(脳内科医)
第3章 「脳の老化」防止には演奏が強力な武器になる  和田秀樹(精神科医)
第4章 「認知症」は演奏で最大限予防できる  阿部康二(医師)
第5章 エッセー「私と音楽」
菊地幸夫(弁護士)
林田直樹(音楽評論家)
蔵島由貴(ピアニスト)
菊田浩(ヴァイオリン製作者)
須永由美子(広報・PRコンサルタント)

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ネアンデルタール人は、(中略)音楽でもなく言葉でもない、その前駆的で中間的なコミュニケーション方法を使っていた。一方、ホモ・サピエンスは「言語」と「音楽」を分けたため、それぞれを発達させ「協調行動」や「団結」が促されたのではないか。

認知考古学者のスティーヴン・ミズン氏

それは、楽器の種類、そしてプロやアマを問わず、「楽器を演奏する人の脳としない人の脳では、明らかに演奏する人の脳のほうが神経ネットワークの連携力が強い」というものです。

スタンフォード大学医学部サイモン・ライポルト氏らのチーム

音楽療法

音楽のちからは偉大です。

筆者も一人の音楽家として、音楽の力、そして音楽療法の力を何度も現場で目の当たりにしています。

でも何がそんなに奇跡的な力をもたらすのでしょうか。

そんな疑問から科学的な検証やアプローチが欧米では進んでおり、様々なデータが上がってきていますが、現象の認識はできても、その現象が起こるプロセスまでを解明できた研究はいまだにありません。

ドイツとイギリスの共同研究〜『慢性的なストレスを25%軽減させる方法』

英国ノーサンブリア大学の研究 ASMR音響に不安抑制効果?!

芸術に意味なんてない

それは、音楽が芸術が故の当然の結果なのかもしれません。

芸術とは本来意味のないもの。

でも突き詰めるとこの『意味のないもの』という人生の中での安らぎこそが、人生の余白を生み出し、心を豊かにする力となります。

音楽も然り。

そこになんら意味がないからこそ、心を豊かにし、人を活性化させる。

ストレス軽減や脳に対する他の様々な現象、本来意味のない音楽だからこそ意味がわからない。

これが芸術的なアプローチなんじゃないかと筆者は思うわけであります。

脳にどれだけの刺激を与えるか〜ちょっとブラックな視点から

さて、「音楽する」は脳に効く 弾く・聴く・歌うで一生アタマは進化するでは、現役の医師をはじめとした研究者、また音楽家がコラム的に執筆していますが、本には載せられない?かもしれない、ちょっとブラックな視点から脳にどれだけの刺激が与えられているのかをシェアしていきます。

アメリカのシンガー:レイ・チャールズは盲目のピアニストとして20世紀のアメリカのカントリー音楽の王ともなりました。

日本ではあの桑田佳祐さんの名曲、『いとしのエリー』を英語でカバーしたことでも有名ですよね。

いとしのエリーELLIE MY LOVE / Ray Charles In Japan

彼はステージでの興奮と脳の活性化は計り知れないものがあると語っており、ステージで共演者と音楽をアンサンブルする時の刺激が忘れられないと。

ある時期から出演が減って行った時にドラッグに手を出します。

それは共演者とのアンサンブルの興奮と刺激を追い求めてだったそうで、どんなに強いドラッグを使っても音楽には到底届かないとコメントを残していました。

今後の音楽療法

芸術は自由に、それぞれが楽しめばいい。

これは極論かもしれません。

音楽の場合は若干のパッケージングが必要だと考えています。

それはなぜですか?

音楽という芸術は一瞬にして100人でも1000人でも10000人でも人間が一つに繋がれるからです。

それはルールがあるから。

このわずかなルール、規定があるからこそ、人々はつながれる。

そして人間という極めて社会的な生き物の社会性を存分に満たしてくれるわけです。

IQとEQの区別

特に音楽療法の場合はまず科学的なアプローチであるIQと心の知能指数と言われるEQのアプローチを明確にわけること。

音楽家、音楽療法士は両方学んでいく必要があります。

      
  1. 音楽療法士を目指す方。
  2.   
  3. 将来介護関係の仕事を目指す方。
  4.   
  5. 音楽の癒し効果について興味のある方。
  6.   
  7. 音楽が好きな方。

是非一度読んでみてはいかがでしょうか。

音楽は道徳律です。
音楽は、宇宙に魂を、心に翼を、想像力に飛行を、悲しみにお守りを、そしてすべてのものに命を与えます。
音楽は順序の要であり、よく、正しく、美しいのですが、目に見えません。
それにもかかわらず、音楽はとても眩惑的で、情熱的で、そして永遠なる形でもあるのです。

プラトン / 哲学者
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Kotaro Studioで音響を研究している432hzピアノシリーズや、癒しのサウンド『Curanz Sound』も是非チェックしてね!

Curanz SoundsKotaro Studioのヒーリングサウンドブランド『Curanz Sounds』は2022年に誕生しました。
『誰かのためにただここに在る』をテーマに世界で活躍する一流音楽家が結集して芸術と音楽を研究しているKotaro Studioが長い時間をかけて暖めてきた『癒しを届ける音楽プロジェクト』です。
音楽の力、音響の力でたくさんの人に幸せを届けたい。
平和な世界を創りたい。
そんな熱い想いで日々癒しの音響技術と音楽を研究しています。

Curanz Sounds公式サイト

Kotaro
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服部 洸太郎
音大を卒業後ピアニストとして活動。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてシンガーアーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツへ渡りケルンにてAchim Tangと共に作品制作。
帰国後、金田式電流伝送DC録音の名手:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、録音エンジニアとしての活動開始。
独立後、音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックなどのアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、介護で使えるプログラムをM5Stackを使って自作。
株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにてアルゼンチンタンゴをはじめとした民族音楽に関する文化の研究、ピアノ音響、さらに432hz周波数を使った癒しのサウンドを研究中。
2022年9月より豊かな暮らしをテーマとしたウェブサイト『レンタルdeクラセル』も発信中〜