【タルムード】平等なビール

※この記事は2020年10月17日に更新されました。

本日は特別に考察するべきエピソードではないのですが、ユダヤ人の特徴をよく表している上下関係について取り上げます。

日本では孔子を始祖とする思考・信仰である「儒教」の影響も強く上下関係が非常に激しい人も根強く残っています。

ポイント

伝来は仏教よりも早く、継体天皇の時代513年頃とされています。

さらに古事記に記載されているデータのため不正確ではありますが、これより以前に、王仁(わに)が『論語』を持って渡来したという伝承が記されています。

この影響が特に色濃いのが韓国です。

韓国では先輩の言うことは絶対。

年上の人に逆らうことは許されません。

上下関係は徹底して守られています。

韓国式の教育で育った一部の学校の先生などは部活動では儒教文化を取り入れ上下関係を徹底している人も少なくありません。

学ぶ民族と言われるユダヤ人は少し違うようです。

【タルムードとは!?】ユダヤ人の成功哲学 (サイト内記事)

平等なビール

タルムードでは、召使いまたは奴隷は主人たちと同じものを食べなければならないと教えています。
主人がクッションに座ったら、召使いにも同じクッションが与えられなければならない。
偉い人だと言って、高いところに座ってはいけない。
私がイスラエルに行ったとき、戦線の部隊長に呼ばれて食事をともにしたことがある。
従卒がビールを運んできた。
すると司令官が、「兵士たちも飲んだのか」と尋ねた。
「今日はビールの残りが少なかったので、ここにお出ししただけです」と従卒が答えると、「それでは私も今日は飲まないでおこう」といった。
これはユダヤの伝統的な考え方である。

引用:ユダヤ五〇〇〇年の知恵
ポイント

タルムードの話は人の数だけ答えがあります。

正解は一つではありません。

ユダヤ式教育では、このお話を元に親子で議論するそうです。

みなさんも是非自分なりの解釈や考察を持って、自分だけのオリジナルタルムードとして編纂してみてください。

元のお話はラビ・M・トケイヤー氏の書籍から引用させていただいております。

モーセも座らない

総勢60万人以上のユダヤ人を救った出エジプトのリーダーモーセも、同じように歩き、同じように岩で休憩していました。

決して一人だけ馬に乗っているとか、特別に居心地のいい場所で休憩するとかいったことはなかったとされています。

それは例えモーセと言えども平等だからです。

Bridgewater Associatesの経営哲学

陰口が3回見つかると解雇されると言われているレイダリオ氏が創設したブリッジ・ウォーター。

ここでは陰口は徹底的に非難されますが、その代わり上下関係は一切関係なく意見を伝えることを肯定しています。

新入社員がレイダリオ氏に間違いだと指摘することも許される環境でむしろ推奨されています。

レイ・ダリオ (Ray Dalio)(サイト内記事)

日本の縦割り式文化の企業では考えられない環境と言えると思います。

確かに狩猟採集していた原始時代であれば、長く生きている者の方が確実にデータを多く持っていたと思われます。

しかし現代において、「長く生きている者ほど有用・有効なデータを持っている」と考えるのはあまりにも無謀と言えるのではないでしょうか。

ステータスは無関係

ユダヤ人の平等哲学は学問や叡智を尊重し、最大限リスペクトしているからこその文化だと言えます。

年齢というステータスが輝かしい効力を発揮したのは原始時代まで。

知る者と知らざる者という非常にシンプルな二択だと思います。

知らざる者は知る者から学べばいいだけの話。

年功序列制度は崩壊しつつあるとはいえ、まだまだ年齢による韓国儒教式の差別文化が根付いている層は一定数いらっしゃいます。

そういう方は少なくとも「学ぶチャンス」を自ら潰してしまっているとはいえないでしょうか。

【米国株備忘録】ファストリーが止まらない+遠隔医療の勢力図 (10月17日)
【タルムード式】賢人になるための7つの条件