歴史感じる建物や、街並み、また人々の様子を、写真家や撮るのが好きな方は収めたくなること間違いなしです。

写真はフィルム派!の人にとっては現地での現像情報やフィルムの入手情報はかなり気になりますよね!
それによって旅に持っていく機材の種類が変わったり、帰国してから日本で現像するのか?現地で現像できるのか?によってもいろいろ違ってくるかと思います。
そんな本日はアルゼンチンのフィルム事情について気になったので現地在住の大長さんに調べてもらいました。

ご質問にお答えしましょう!!
フィルムカメラ現像

フィルムカメラお持ちの方、ご安心を。
アルゼンチンでも現像ができます!

日本のようにチェーン店があって街であればどこかで現像場所は見つかるというものではありませんが、ちゃんと現像できるお店があるようで一安心ですね。
C41
現像サービスだけではなく、フィルムなども売っていますので、お持ちのフィルムが足りなくなっても安心。

EktarやPORTRA、T-MAXも置いてるみたいなので一安心という方も多いのではないでしょうか。
値段はレートが暴れん坊なアルゼンチンペソですので安定はしませんが、だいたい感覚的には日本で買う感覚と同じくらいだと思います。
現像サービスはトップページのServiciosのところから入ります。

すると、Digitalización (デジタル化)と、Revelados + Digitalización (現像とデジタル化)と出ます。

Revelados + Digitalizacónを開けると、そこにオプションが現れますので、探してみましょう。
スペイン語しかないですが、カメラ界での世界共通語もたくさんあると思いますので、イメージができるのではないでしょうか。

右側は現像とデジタル化のオプションになります。
「ポジ」Positivo(ポジティーボ)
「ティーマックス」T-MAX(テーマックス)
T-MAXの現像は対応しています。

2022年3月時点では、接触を控えるため注文後お店のポストに投函して現像をしてもらうスタイルになっています。
本当に大丈夫なのか・・・?はやってみないとわからない・・・そんなブエノスアイレスです。
その他のお店

ブエノスアイレスにある他の現像可能店舗もご紹介します!
Printy
フォトブックなどの制作も可能。現像やサービスが豊富。
ネガ現像に対応。
料金は内容によって変わるようで、「500pesoより」(約250円より)となっている。
メールでの事前の相談・確認が必要。
営業時間:月曜日から金曜日 10:00-13:00, 15:00-18:00
Buenos Aires Color
現像サービスのほかに、スタジオのレンタル、照明機材などのレンタルも対応している。
それぞれの料金の表示はサイトにはなく、注文なども含めて全て事前にメールでの連絡が必要。
営業時間:月曜日から金曜日10:00-18:00

滞在先にできる場所があるのを知っておくと、少し安心ですね!デジタルでは味わえない表現で、アルゼンチンの今を是非ともおさめて欲しいです。
基本的にネガフィルムだけで、ポジフィルムが現像できる場所はありませんでした。

となると、やはりポジフィルムの現像は帰国後ということになりますね。。。
この記事で是非アルゼンチンの旅機材の調整に生かしてください!
調査ありがとうございました。

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大長 志野
2011年より南米アルゼンチン・ブエノスアイレスで生活。
現地のタンゴシーンで数々の作品に携わり、作品をリリース。
ブエノスアイレスではタンゴ楽団Barrio Shinoを結成して活動。
2018年には同バンドにてアルゼンチンタンゴの巨匠:ロベルト・アルバレスをゲストに迎えた「Festejando」をリリース。
2021年より正式にアルゼンチンへ移住し、現地のタンゴシーンでタンゴピアニスト兼アレンジャーとして活躍。
Kotaro Studioにて写真撮影、録音技術 & 映像、音響編集技術講座を修了し2022年よりスタジオ内ブログにてカメラやマイクの初心者向けの記事の更新や動画のカラーグレーディングも担当。
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