ポッドキャストでAnchorを選ぶ3つの理由&はじめる4つの手順

Kotaro Studioもポッドキャストやりたーい!

というわけでポッドキャストを始めるためにどういう方法がいいのか探ること数日。。。

AnchorというSpotify傘下のサービスを発見!

この記事についてまだまだテスト配信しただけですが、かなり使いやすそう・・・というわけで本日はAnchorが使いやすい理由を3つ紹介。

他のプラットフォームに同時に配信!

ポッドキャストを始めるにあたって、どのプラットフォームでどんな形で配信するのか?というのは最初の難関と言えるのではないでしょうか。

筆者も自分で契約したサーバーがあってWordPressを使っているので、Seriously Simple Podcastingなどを検討していました。

Seriously Simple PodcastingでもRRSフェード作成できますが、iPhoneアプリとの連携なども考慮したいな・・・という感じで探しているとAnchorを発見。

Anchorであれば、Spotify傘下なこともあり、Spotifyにはしっかりページが作成されます。

他にもこんな感じでいろんなプラットフォームで煩わしい手続きなしに作れるために非常に便利。

基本的にはRRSアドレスを貼り付けるだけでOK。

GUIにも優れてアプリの完成度も高いAnchorを拠点として多方面に発信できるのはすごく楽。

アプリが優秀で作成ツール豊富!

ポッドキャスト内で使えるBGMなどもサウンドライブラリから選んで無料で使うことができる他、ジングルも置いてあるので自由に使うことができます。

しかもBGMは自動で開始からフェードアウトして音声に繋げてくれるという便利っぷり!

簡単なカットもできる編集ツールもあるので便利。

ただ細かい編集をするときはフリーソフトなどを使っていく必要があります。

フリートークのトーク力を持っている人であれば、iPhoneにマイクを繋げてサクッと収録し、BGMつけてササッと公開という超お手軽な配信環境が整っています。

こちらはSpotifyに配信時のみSpotifyで聴ける音楽をBGMとして使用することができる機能。

さすが、Spotifyの傘下だけあって豪華な仕様ですね。

大手なので安心

あんまり気にならない方もいるかもしれませんが、Spotifyに買収されたというのは大きなポイント。

Spotifyといえば、サウンドクラウドの買収も検討していたこともあり、ポッドキャスト関連の事業にとても力を入れています。

米国ではポッドキャストの時代と言われており、市場規模は年々大きなものに膨れ上がっているそうです。

大手の傘下にあるということでそんな簡単にはなくならないアプリであると考えると安心です。

覚えておきたい注意点

ただ、自分で契約しているサーバーではないため注意は必要です。

Vimeoなどの動画サービスやDropboxなどのクラウドファイルサービスはサーバー契約の意味合いが強く、ファイルをアップロードするとなくなることはまず考えられませんが、Anchorも含めた無料アカウントでサーバーを無料で借りるタイプのサービスは、ある日突然サービスが終了し、ファイルも戻ってこないというリスクを常に意識しておく必要があります。

Anchorの場合はMP3でアップロードし、このようにダウンロードすることができるようになっています。

例えばYoutubeの場合はアップするともう2度と手元にデータは帰ってきませんので良心的?

とはいえ、データは各自バックアップを取っておく、ある日突然終了されてもすぐに再起できるような体制をとれるよう警戒しておくというのは必要になってきますので気をつけておきましょう。

はじめるための4つの手順

さて、ポッドキャストを配信するために必要なアイテムに関しては当スタジオの過去の記事なども参考にしていただきたく存じます。

ポッドキャストやボーカル録音に必要な物 & マイクの使い方

ポッドキャストにおすすめのマイクは?!【低予算編】

音響をやるために必要なモノを把握&コラム

手順1:収録に必要なものを把握

      
  1. スマホ or パソコン
  2.   
  3. オーディオインターフェイス
  4.   
  5. マイク
  6.   
  7. 編集ソフト

上記4つが必要です。

ちなみに筆者の場合は次のセットで開始しました。

  1. iPhone & Macbook air
  2. ZOOM F6
  3. AKG C-5
  4. Apple Logic

フィールドレコーダー ZOOM F6 ビデオグラファー必須の一台

今回、筆者がはじめたチャンネルの趣旨がオーディオチャンネルだったので、やはりステレオで収録しなきゃいけない・・・というわけで、WM-61Aをステレオ用マイクに、メインの音声マイクにAKGのC-5を使いました。

今後はポッドキャスト内で様々なマイクを紹介していきます。
AKG ( アーカーゲー ) / C5 コンデンサーマイク をサウンドハウスで見てみる

編集ソフトはいつも使っているLogicを使いましたが、GarageBandでもOK。

Anchorの編集ツールではノーマライズができないのが難点でした。

おそらくアプリ内で自動的に-0.1dbなどで調整されるのだとは思いますが、ノーマライズというのは結構神経を使うポイントになるため、ちょっと音に拘りたい方はやはり編集ソフトでノーマライズなどを行った方がよさそうです。

手順2:録音する

昨今ZOOM製のデバイスはIOS対応が標準的になっていますので、iPhoneなどで録音することができます。

フリートーク力を持っていてほとんど編集しなくていい方にとっては最高に便利ですね。

ただし、USB-C搭載のipadなどはシームレスに接続できますが、Lightningケーブルの場合はLightning USBカメラアダプタ(USB3タイプ)が必要となっています。

マイクセッティングに関してはこちらの動画も参考にしてください。

手順3:編集する

編集に関しては基本的にイコライザーとカット中心になってきます。

イコライザーについてはこちらの記事も参考にしてください。

引き算の美学『イコライザーに関する3つの誤解』

イコライザーを使っている様子をお届けしていますので参考にしてみてください。

基本的に大きく変えない、詰まっているところを抜く、突くといったニュアンスで使ってください。

手順4:アップロードと公開

さて、完成したファイルはアップロードして公開という形になりますが、WAVEファイルでの公開はできずMP3になります。

オーディオデータの書き出すファイル形式『2種類に絞って解説』

どうしてもハイレゾで配信したい方はオリジナルのサーバーを使うしか手がないと思いますが、今後ポッドキャストの市場も大きくなってくると4Kが当たり前になってきたように、ハイレゾでの配信も当たり前になってくるかもしれませんので、追って情報をシェアしていきます。

Anchorでダッシュボードを開くと、このようにウェブ上で収録もできますが、ファイルをアップロードしてライブラリとしてアーカイブし、そこから公開という形を取ることができます。

ちなみにこのライブラリにアップした音声データは公開とリンクしているため、公開が終わっても消せません。

そのことを考慮してファイル名等管理しやすい名前にしておきましょう。

公開の際はこんな感じでかなり細かく設定することができます。

まとめ

      
  1. GUIも含めてかなり使いやすい。
  2.   
  3. Spotifyという大手傘下なのでサービスの終了リスクが低い。
  4.   
  5. 超簡単。
  6.   
  7. どちらかというと海外向き。

日本ではまだ収益化ができなかったり、Spotifyは日本での利用者数は他の国に比べても少なめな点もあり、たくさんの方に聞いていただくためにはかなり工夫が必要だと思います。

今後は他のポッドキャストプラットフォームのようにSNS化が進めばまた状況は変わってくるかと思います。

みなさんの参考になれば幸いです。

Kotaro
Kotaro
服部 洸太郎
音大を卒業後ピアニストとして活動。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてシンガーアーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツへ渡りケルンにてAchim Tangと共に作品制作。
帰国後、金田式電流伝送DC録音の名手:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、録音エンジニアとしての活動開始。
独立後、音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックなどのアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、介護で使えるプログラムをM5Stackを使って自作。
株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにてアルゼンチンタンゴをはじめとした民族音楽に関する文化の研究、ピアノ音響、さらに432hz周波数を使った癒しのサウンドを研究中。
スタジオでは「誰かのためにただここに在る」をコンセプトに、誰がいつ訪れても安心感が得られる場所、サイトを模索中。