【防御術】アナリストに誘導されないために知るべき3つの真実

※この記事は2020年11月4日に更新されました。

ニュースサイトや、経済情報などを見渡してみるとアナリスト情報が溢れかえっています。

ポジティブな情報、ネガティブな情報、様々な情報が飛び交っており、まさに情報ノイズと言ってもいい世界になってきました。

新しい情報を手に入れるたびに買ったり売ったりを繰り返していませんか?

アナリストたちの言葉に惑わされていると手数料貧乏に陥ってしまいますし、何より精神的に疲れてしまいます。

アナリストと名乗る人たちに惑わされないようにここで紹介する3つの真実をしっかりと認識し、情報ノイズを消し去りましょう。

【真実1】誰でもなれる!?名乗った瞬間プロのアナリスト

アナリストが誰でもなれることを忘れていませんか?

アナリストとはつまり、「分析する人」のことを言います。

特別な資格があるわけでもなく、特別な試験があるわけでもありません。

分析手法を徹底的にトレーニングした人でもありませんし、投資自体もしていないかもしれません。

あなたも投資アナリストと名乗った瞬間アナリストになれます。

造られた権威性や、謎の肩書に騙されないようにしましょう。

【真実2】明日の株価は誰も知らない

どんなに天才的な投資家でも、どんなに高いIQの持ち主でも、明日の株価を当てることは不可能です。

誰にもわかりません。

ウォーレンバフェットだって知りません。

あなたが今読んで不安になったアナリストの意見は可能性の一つにしかすぎないことを理解しましょう。

もし明日の株価を100%当てられる人がいるとすれば、その人はマーケットには参加できないはずです。

【真実3】アナリストたちも投資している

アナリストたちもマーケットの参加者であることを忘れないでください。

分析結果にはその人の「希望」が反映されていることを忘れないでください。

下がると言っている人は空売りしているのかもしれません。

上がると言っている人はかなりの額投資しているのかもしれません。

「上がる可能性、下がる可能性」

○○に向かう。

など方向性を示唆する内容についてアナリストが触れている際は「~ったらいいな~と思ってます。」に自動変換しましょう。

例えば今書いている最中にとあるニュースサイトを開くと、「○○(特定の銘柄名)の株価はそろそろ頭打ちか?」というタイトルのアナリストのニュースがありました。

こういうのを見た時には「○○(特定の銘柄名)の株価はそろそろ頭打ちになったらいいな~と思ってます。」に変換してしまいましょう。

そうすることで、心理的に「なるほど~この人はこうなってほしいんだ~」「なるほど、この人はこう考えているんだ」と自動で解釈することができます。

心理的なバイアスに惑わされないように注意です。

バブル時代の日本の証券会社・・・

「バブルの歴史 ──最後に来た者は悪魔の餌食」(エドワード・チャンセラー著) には、世界のバブル時代の様子が細かく記されており、当然日本のバブル時代の様子も細かく綴られています。

彼ら(日本人)は貯めたお金を毎日せっせと野村の特別貯金箱に入れ、野村のソフトウェアで株式ゲームをプレーし、野村の選んだ銘柄に忠実に従い(野村は「売り」推奨はけっして出さなかった)、何千と言う野村のセールスマンの一人に毎週お金を手渡した。
野村の社員には毎月販売ノルマが課され、押す銘柄を毎朝言い渡された。
– 中略 –
第二に、日本人は気分が変わりやすいと言う特徴を持つ。
高揚していたかと思えば、次の瞬間には絶望の淵に落され、絶望していたかと思ったらすぐに元気になる。
こうした日本人の弱みにつけこんだのが証券会社だった。
証券会社は投資家たちに投機の対象となる株式市場の「テーマ」を次から次へと示した。
大衆は目の前にぶらさげられた「ちょうちん」銘柄を何も考えずに買った。

エドワード・チャンセラー:新訳 バブルの歴史 ──最後に来た者は悪魔の餌食

【しっかり学ぶ人限定オススメ本】投資をするなら必ずゲットしたい7冊の本 (サイト内記事)

もっとやばいのもある・・・

ビットコインなどの暗号通貨関連のインフルエンサーやアナリストなんかはもっと激しいです。。。

  • ○○の価格が一年後○○!!!
  • ○○の価格が半年後○○!

などの予想は、その人の希望です。

間違いなく希望です。

こういう人達の目的は一つです。

まだ全体の時価総額が少ない暗号通貨界隈では、人々が釣られて買いが入るとしっかり反応して上がります。

「今買わないと損!!!!」

みたいな文面でアピールしてきたりします。

こういう人達の記事やコメントをもしも見かけたら「コントでもやってるんだ」くらいの気持ちで暖かく見守ってあげましょう。

【損失回避バイアス】プロスペクト理論とは!?

まとめ

ものすごく勉強して、一般人には考えられない取材力と分析力で経済やマーケットを分析しているアナリストも実際には存在しているでしょう。

しかし、忘れてはいけないのが、そういう人でさえ明日の株価はわからないということです。

誰かが言っていたとか、有名人が薦めていたなどの理由だけでポジションを取ったり、株を買ったり売ったりするのは辞めましょう。

マーケットの世界は「buy or sell」の二択です。

逆に行ったときの戦略はその戦略を分析したアナリストしかわかりません。

誰かに依存するのは不測の事態が起こった際非常に危険です。

必ず自分自身で損切りポイント、利確ポイント、あらゆる事態を想定した戦略、計画をしっかりと練ってから投資・投機していきましょう。