本日は動画制作に参考になりそうなYoutubeで見つけたすごい映像クリエーターを紹介したいと思います。
1、Timestorm Films
忍耐の取材力!
かなりの時間をかけて取材しています。
世界の大自然の映像が多く、取材日数や、移動距離などのデータも詳細に記載されているほか、場所や、レンズのデータなども明記されているので、このレンズはこんな写りになるといった参考資料にもぴったりです。
カメラは RED Epic-W を使っていたりと、現在では相当な資金力もありそうですが、初期の頃(約9年前)の機材は、今では中古で数千円で買えるような LUMIX (ルミックス) TZ7 などを使って取材してました。
まさに忍耐力の賜物と言えそうです。
2、Timelab Pro
国際的な映像制作チームです。
各地にプロフェッショナルの駐在員を配置し、徹底した取材力を誇ります。
各地の取材ポイントも駐在員が現地で仕入れた情報を元にしているため、かなり凝った内容になっています。
空撮が軸になっていますが、機材もさすがの DJI Inspire 2 + Zenmuse X7 と非常に高水準な機材を使用しています。
音部門もしっかりと陸上で収録した音声と同期されており、一般的な空撮とは一味違った作品に仕上がっています。
3、Stefan Forster
スイス人映像クリエーター。
アイスランドに魅了され、アイスランドの取材を続けています。
音楽以外のすべての工程を彼一人でこなしています。
撮影機材は DJI S1000 / DJI Mavic 2 Pro / DJI Mavic Pro と一般的にも購入できる範囲の物を使っており、アイスランドへの深い愛情が産み出した映像美となっています。
4、Jacob + Katie Schwarz
2人組の映像制作チーム。
空撮と陸上での映像を巧みに使い分けています。
機材もさすがのRed Monstro。
DJI Inspire 2 + X7と、もう完璧なセットです。
5、Phil Holland
筆者が一番好きな映像クリエーターがこの人。
空撮といってもドローンではなくて、ちょっと桁違いの撮影機材です。
Gotham Film Worksという空撮の専門業者とともに撮影しています。
→ Gotham Film Works の公式サイトはこちら
カメラは RED Weapon Monstro 8K を使っていたりと、もうこれ以上ないんじゃないの?という最高の最高を極めたシステムで撮影しています。
息をのむ美しさ。。。あまりの美しい映像美にただただ唖然と見続けられます。
もうかなりすごいです。
RED Weapon Monstro のレンタル代はだいたい一日当たり15万円。
Gotham Film Works の価格表が見つかりませんでしたが、調べてみると商品の括りとして
[su_box title=”括り” box_color=”#ffe221″]Capacity: 1 pilot + 5 crew Max weight: 5,225 lbs. Cruise speed: 150 mph Max range: 400 miles Endurance: ~3 hours Service ceiling: 16,550 feet Rate of climb: 1,950 ft./min.[/su_box]
このように記載されていたので、依頼するとおそらく3時間で30万程度とでしょうか?
完全な予想ですが。。。
レンズなども考慮すると、一つの映像作品が50万~60万ほどの投資で制作できることになります。
とにかくすごい映像でした。
まとめ
個人では買えないようなすごいシステムの映像から、一般的に使われているドローン映像までいろいろありました。
映像クリエーターは取材力が大切。。。というのを思い知らされますね。
みなさんの参考になれば幸いです。

-
服部 洸太郎
音大を卒業後ピアニストとして活動。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてシンガーアーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツへ渡りケルンにてAchim Tangと共に作品制作。
帰国後、金田式電流伝送DC録音の名手:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、録音エンジニアとしての活動開始。
独立後、音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックなどのアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、介護で使えるプログラムをM5Stackを使って自作。
株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにてアルゼンチンタンゴをはじめとした民族音楽に関する文化の研究、ピアノ音響、さらに432hz周波数を使った癒しのサウンドを研究中。
スタジオでは「誰かのためにただここに在る」をコンセプトに、誰がいつ訪れても安心感が得られる場所、サイトを模索中。