本日はアルゼンチンの玄関口と言っても過言ではないエセイサ国際空港について少し紹介したいと思います。
空港から市内へは、タクシーとレミース、バスがありますが、今回は最も安く移動できる、バスを紹介したいと思います。
ミニストロ・ピスタリーニ国際空港

エセイサ国際空港の正式名称はミニストロ・ピスタリーニ国際空港。
ブエノスアイレス市街地から南西に約25kmで所在地の住所がエセイサということで、エセイサ空港と呼ばれています。
正式名称の由来は、建設開始当時に建設大臣だったファン・ピスタリーニにちなんで名付けられたそうです。

第二次大戦前、アグスティン・ペドロ・フスト・ロロン大統領時代(1932年 – 1938年)政治家の名前が空港に着けられるとは、さすが、時代を感じますよね。
この時代のアルゼンチンは後に「 忌まわしき10年間 」とも呼ばれ、 アグスティン・ペドロ・フスト 大統領も不正選挙で当選したと言われています。
アルゼンチン中央銀行もこの政権下で設立されました。(1935年)
ちなみに フスト 大統領 の前は、ホセ・フェリクス・ウリブル 将軍が軍事クーデターでイポリト・イリゴージェン大統領を退任に追い込み、ファシスト政権を立ち上げようとしていたそうです。
そんな激動の時代に建てられたのが、エセイサ国際空港。
空港から市内へ
空港から市内へは、地下鉄や電車では接続されていないため、バスか車(レミース・タクシー)での移動になります。
お金がかかってもいいから、とにかく安全に迅速に移動したい方はレミース一択になります。
今回はバスで移動ですので、 Tienda Leon (ティエンダ・レオン) というバスを利用しました。
→ Tienda Leon (ティエンダ・レオン) の公式サイトはこちら
ティエンダ・レオン で市内まで行く場合は490peso(2019年12月現在で約1000円ほど)
ティエンダ・レオン のチケットは空港の外へ出て、このようなオレンジのブースで購入します。

空港から市内へはバスで約45分程度で到着します。
ティエンダ・レオンはバスの中でWifiが使えるから便利に移動できます。
両替について

アルゼンチンペソの両替は Banco nacioal (国立銀行)が空港内にあるので、探してみてください。
こちらは、ドル→アルゼンチンペソとユーロ→アルゼンチンペソに対応しています。
日本円からは直接アルゼンチンペソに両替はできないので注意してください。
空港に着いたら素早くアルゼンチンペソに両替する予定の方は、日本の空港で必ずドルに交換しておきましょう。
アルゼンチンでは、一般的に月に200ドルまでしかドルが買えないなどの規制があります。
これは、国民自体が過去のデフォルトでアルゼンチンペソを信用していないために規制されているようです。
アルゼンチンのフリーランサーなどはドルでの支払いを対応しているほど。
そのため、観光の際でも、一気にペソに換えるのではなくて、必要な分だけ交換するようにする方が安心かもしれません。
みんなドルを欲しがっています。
日本円から直接ペソに交換したい場合は市内にある、 banco piano (ピアノ銀行 )で交換してください。
→ banco piano ピアノ銀行 の公式サイトはこちら
まとめ
ホテルやエアビなどで滞在先が決まっている方はタクシーかレミースでの移動の方が効率的だと思います。
ホテルなどを歩きながら楽しんで探したい方などはバスを格安で市内まで出れるのでバスを利用してみてください。

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服部 洸太郎
音大を卒業後ピアニストとして活動。
自身のピアノトリオで活動後北欧スウェーデンにてシンガーアーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツへ渡りケルンにてAchim Tangと共に作品制作。
帰国後、金田式電流伝送DC録音の名手:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入りし、録音エンジニアとしての活動開始。
独立後、音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現在はKotaro Studioに統合)」を立ち上げ、タンゴやクラシックなどのアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、介護で使えるプログラムをM5Stackを使って自作。
株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにてアルゼンチンタンゴをはじめとした民族音楽に関する文化の研究、ピアノ音響、さらに432hz周波数を使った癒しのサウンドを研究中。
スタジオでは「誰かのためにただここに在る」をコンセプトに、誰がいつ訪れても安心感が得られる場所、サイトを模索中。
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