【演奏家必見フレームレートのはなし】60Pが必要な理由とは?!

※この記事は2020年6月15日に更新されました。

以前別の記事で60Pで撮影するのは重要なポイントである!

と主張しました。

本日は何故演奏家やピアニストが60Pのカメラを選択する必要があるのかについて、考察していきたいと思います。

フレームレートとは?!

フレームレートとは簡単に言うとパラパラ漫画と同じ原理なんです。

正確な単位は、「FPS」(frames per second)で、一秒間に〇コマというコマ数がこのフレームレートの数字になります。

つまり30Pというと、一秒間に30枚の絵(映像で例えると「一枚の写真」になりますね)がパラパラ漫画になっている状態。

60Pなら倍になるので、より滑らかに絵は動いていきますよね。

パラパラ漫画と言えば教科書の落書きの定番なので、イメージしやすいのではないでしょうか。

目的ごとに最適な数値がある

フレームレートは目的ごとに最適な数値があり、高ければ高いほどいい!

というわけではありません。

写真でも画素数を上げれば上げるだけ良い写真が撮れるというわけではないのと同じこと。同様に音質も384khzだったら良い音か?と言われればそうではないのと同じことなんです。

一般的に人の目に最も自然に映るのが30Pだと言われています。

民法で放送されているテレビ番組が現在30Pだにゃ!

最近の高画質なゲームになると60Pに設定されています。

PCのゲームが成熟してきて、YoutubeやVimeoなどが主流の現在では60Pが標準という感覚をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

しかし、テレビが30Pで放送されているとすると、例えばトーク番組や、教養番組、一般的に動きがそこまで早くない映像をわざわざ60Pで撮影する必要はほとんどないと言えます。

ではフレームレートを上げていかなければいけないケースとはどのようなケースでしょうか。

高フレームレートが必要な撮影とは!?

高フレームレートが効果的に発揮できる撮影とは、例えばスポーツの撮影だったり、レースの撮影だったり、一般的にかなり動きの激しいものに最適になります。

最近のアクションカメラで120Pなどの高フレームレートが用意されていますが、やはり動きの速い物を撮影するためには高フレームレートが必要になってきます。

また、120Pの主な用途としては、スローモーション演出が大きく関わってくるわけです。

120Pを倍のスローモーションで演出する場合

4Kの120Pってなにやらとてつもない機能に見えますが、これは120Pで撮影しておいて、編集でスローモーション映像にするために設定しているわけです。

120Pで倍のスローモーションにすると、60Pになりますよね。

つまり、4K/120Pで撮影しておくと、4K/60Pのスローモーション映像が完成するわけです。

特に動きの激しいスポーツでのスローモーション映像などは、60Pで倍の30Pにするよりも圧倒的に綺麗で滑らかな映像でスローモーション演出をすることができますよね。

ミュージシャンは60Pが必要です

ここまでくると、ミュージシャンがハイフレームレートで撮影しなければならない理由がわかると思います。

アスリート並みの動きが求められる演奏動画などの場合、30Pでは少し頼りない・・・

特に超高速BPMのジャズ系動画やクラシックで打楽器系(ピアノも一応ここに分類しておきましょう)の映像を撮影する場合は60Pは必須になってくると思われます。

MVを制作する場合でも、ハイフレームレートで撮影しておけば、メイン映像ではない部分で、30Pでのスローモーション演出なども可能になってきます。

30Pしか選択肢がない場合だと屋内での撮影、間接照明での撮影が多くなりがちなジャンルの場合だと、残像にノイズもしっかりと乗ってきて、かなり見苦しい映像になってしまいます。

4K – 60Pは難易度★★★★☆

これから動画資産としてのコンテンツを制作する場合は、どうしても最低限4Kが必須となってくるかと思われます。

今後の事も考えてVRや12Kは確実に視野にいれておかないといけないにゃ!

ただし4K – 60Pで撮影できるカメラや編集できるPCなどはかなり難易度が高くなってきます。

しかし、アフターコロナの世界では、それらは揃えるしかないですし、覚えるしかありませんので、頑張って覚えてしまいましょう。

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