本日はC言語を使って、パソコンに文字を表示させる手順について解説。
最近ではGUIも進化し、開発環境もビジュアルで分かりやすく把握できるようになりましたが、これをクリアすると、全体のイメージが掴みやすくなり結果的に早く流れを理解できるようになるかと思います。
順番にやっていきましょう。
1、コンパイラをインストール

まずはこの翻訳機をインストールしなければいけません。
アラビア人とメッセージをやり取りするのに、Google翻訳などの翻訳ページを開くようなもの。
C言語というのは、人間側の言葉であり、そのままでは機械に指令を送ることはできません。
C言語という言語で文章を作ったら必ずコンパイル(翻訳)して、機械語に翻訳しなければいけません。
ここでは、gccを使ってコンパイルしていこうと思います。
gccのために MinGW というものをまずはインストールしなければいけません。
??なんかいろいろあってわけわからなくなっていきそう。。。
大丈夫です。
右脳を使って整理してみましょう。
例えるなら MinGW は、Google chrome(ウェブプラウザ)です。
gccはGoogle翻訳のページです。
プラウザがなければ翻訳のページは開けませんよね?
難しいことは考えずに、右脳でなんとな~く理解してしまいましょう。
なので、とりあえず MinGW インストールしちゃっていいと思います。
これをインストールした後は、 MinGW Installation Manager という画面が開きます。

項目一覧から「 mingw32-base-bin 」というのを探します。

筆者の環境ではインストール済みだったので、選択できませんが、ここの「 Mark for Installation 」を選択。
もう一つ「 mingw32-gcc-g++-bin 」を同様に選択します。

選択したら、上部メニューの Installtionから、Apply Changes をクリック。

すると、 Schedule of Pending Actions をいう新しいウインドウが開きます。

Apply をクリックするとインストール開始され最後に Close をクリックして、すべて閉じてしまって構いません。
これで、gcc(翻訳機)のインストールが完了です。
2、gcc【パスを通す】

次にgccを使えるようにしなければいけません。
ここも右脳で乗り切ってしまいましょう。
まずはコントロールパネルを開き、システムをクリック。

続いて、右側一番したのバージョン情報をクリック。

続いてのページで左側の「システム情報」をクリック。

次に右側のシステムの詳細設定をクリック。

すると、システムのプロパティというものが新しいウインドウで立ち上がります。
立ち上がったら、環境変数という部分をクリック。

また、新しいウインドウが立ち上がるので、その中の システムの環境変数にある「Path」を選択し、編集をクリック。

すると、環境変数名の変更というウインドウがさらに立ち上がります。
新規をクリックし
C:\MinGW\bin
をコピペで入力し、OKをクリック。
あとはすべてのウインドウを閉じてしまってOKです。
これで、gccを使えるようになりました。
3、メモ帳でプログラムを書く

いよいよライティングです。
開発環境のアプリや、ビジュアライザなどは必要ありません。
とりあえずwin10に搭載されている標準のメモ帳でOK.
メモ帳開いて以下のコードをコピペしましょう。
#include<stdio.h>
int main() {
printf("hello, World\n");
return 0;
}
コピペできたら保存します。
この時ファイル名の拡張子を「.c」にしてください。
これはC言語書いてますよ~というのをコンピューターに教えます。

保存先の場所はわかりやすくここでは、C:¥Users¥○○(ユーザー名)にしておきましょう。
筆者の場合は、こうたろう(kotaro)なので、 C:¥Users¥kotaroとなります。
4、コンパイル(翻訳)する
いよいよここまで来たらあとは翻訳するだけ。
コマンドプロンプトを起動しましょう。
タスクバーのフォームに「cmd」と入力すれば起動します。

起動したらこんな感じ、 C:¥Users¥kotaro が出ますので
gcc hello.c
と入力します。

これでエンターを押すと・・・
このように、先ほど保存したメモ帳のファイルはもちろん、コンパイルしたあとの「.exe」という拡張子のファイルが完成します。

5、実行する

いよいよあとは実行するだけ。
a.exe
という実行ファイルを指定して、エンター!

すると、実行結果が現れます。
お見事!!!
コンピューターにhello worldという文字を表示させるプログラムの完成です。
これがもう最初の難関であり、これをクリアすることが、プログラミング学習の第一歩と言えます。
みなさんの参考になれば幸いです。
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プロフィール

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音大を卒業後ピアニストとして活動。
日本で活動後北欧スウェーデンへ。
アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。
帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。
独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。
タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。
2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。
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