現在立て続けにピアノアルバムのリリース準備を進めています。
432hzで聴く平成ヒットソングシリーズ
432hzで聴く癒しのクラシック音楽シリーズ
432hz 天使が舞い降りる天使のピアノシリーズ
いずれも美しいピアノの音になっています。
noteの近況報告にて詳しくまとめていますのでこちらもフォローお願いします
では美しいピアノの音とは何か?
少し考察してみましょう。
使うプラグインは3つだけ

Kotaro Studioで使うプラグインは3つだけ。
EQとリバーブと、申し訳なさ程度のリミッターです。
この3つで作れない音は録音失敗、もしくは収録失敗とみなします。
それはどんな制作においてもです。
また、EQを大幅に変えなきゃいけないとかも然り。
美しいピアノの音創り
美しいピアノの音と一言にいっても、芸術の世界ですから、言語化は容易ではありません。
一つに、ハンマーの空洞を感じられる録音、「コッ、コツッ」という駆動部分の空間ですね。
もう一つに音の伸び方が適切かどうか。
適切ってもうちょっと定義しろよと思われるかと思います。
ピアノが発生されたあとの伸び方はちょうど花火をイメージするといいかもしれません。
最初打ち上がった音は頂点に到達する前に推進力を一旦低下させます、そして開く頂点に来た時に爆発。
爆発という言い方は少しお下品ですね。
開くという言い方が適切かもしれません。
それは時間軸を伸ばすとちょうどビンテージワインのような感覚。
ある時間軸から突然開くのではなく、開き方もフェードインフェードアウト、そして散っていく。それもはかなく。
それが美しいピアノの音であると思っています。
これは実際に生のピアノを演奏する際にも同じこと。
どんなに早いパッセージのフレーズが出てきてもすべての音に対して同様のイメージを持つ必要があります。
そしてペダリング。
ペダリングはちょうどチャーハンでいうところの卵です。
一音一音ちゃんと卵でコーティングするように艶を出していく必要があります。
これは電子ピアノでも同じこと。
電子ピアノでオーディオにコンバートしたときにこの打ち上げ花火があるかどうか、そしてその花火をどうコーディネートするのか?
がEQとリバーブにかかっているわけです。
リミッターは商品としての保険です。
万が一があってはいけませんから。
できればかけたくない存在です。
美しいピアノをみなさんにお届けするために
Kotaro Studio の音楽作品ブランド『Curanz Sounds』から上記3点近日中にリリースされます。
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プロフィール

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音大を卒業後ピアニストとして活動。
日本で活動後北欧スウェーデンへ。
アーティストLindha Kallerdahlと声帯とピアノによる即興哲学を研究。
その後ドイツ・ケルンに渡りAchim Tangと共にアルバム作品制作。
帰国後、金田式DC録音の第一人者:五島昭彦氏のスタジオ「タイムマシンレコード」にアシスタントとして弟子入り。
独立後音楽レーベル「芸術工房Pinocoa(現:Kotaro Studio)」を結成。
タンゴやクラシックなどアコースティック音楽作品を多数プロデュース。
大阪ベンチャー研究会にて『芸術家皆起業論~変化する社会の中、芸術家で在り続けるために』を講演。
その後、秋山庄太郎氏後継の写真スタジオ「村上アーカイブス」でサウンドデザイナー兼音響担当として映像制作チームに参加。
村上宏治氏の元で本格的に写真、映像技術を学ぶ。
祖父母の在宅介護をきっかけにプログラムの世界に興味を持ち、株式会社 ジオセンスの代表取締役社長:小林一英氏よりプログラムを学ぶ。
現在はKotaro Studioにて『あなたのためのアートスタジオ』音と絵をテーマに芸術家として活動中。
2023年より誰かのための癒しの場所『Curanz Sounds』をプロデュース。
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